2012年 モスクワ・マラソンを走る

竹田 昭彦
赤の広場をスタートしたランナー、(左)クレムリン(右)モスクワ川
折り返し地点の給水・給食所。水や温かい紅茶とパン、塩などあり、紅茶が旨かった
25`過ぎの筆者
 2012年9月9日(日)に開かれた、第32回モスクワ国際平和マラソンを走りました。
 モスクワマラソン参加は2回目です。
 前回は27年前の1985年の第5回大会でした。
 その前年の84年には、モスクワオリンピックがありました。日本は、米国に従い参加をボイコットしたため、マラソンで金メダル獲得の評判が高かった瀬古利彦選手は参加できず残念でした。
 その代わりに私が走ろうと思い、30度(開催8月10日)を超す暑い中、3時間50分台でゴール(制限時間4時間)したことを覚えています。
 今回は10数度の低温と雨降りで、予想以上に寒く、たいへんビックリしました。
 コースは、前回走ったオリンピックコース(クレムリンを通りキエフ駅前で折り返す往復コース)と違い、赤の広場からモスクワ川沿いに5`余り上って折り返し、それを4往復する路面縮小のコースでした。
 沿道の観客も赤の広場周辺が主で、フルの参加者も千余人、寂しい気がしました。
 モスクワは知名度も高く、観光資源もあるから、工夫次第で世界的な市民マラソンに発展すると思いますが、マラソン文化が進んでいないように感じました。寒くて凍りつく冬が長く、年間を通して走るのが難しいからでしょうか。
 大会運営の方も、制限時間が6時間なのに、5時間で交通規制を全面解除し、4週目の折り返し地点へ向かう、6時間でゴール可能なランナーたちを、リタイヤして戻れとの指示でした。
 ツアーを組んで行った私が所属するクラブの足の遅いメンバーは、途中で戻らず、歩道を走りがんばりました。
 私のゴールは、6時間を出てしまい、丁度ゴールのゲートが倒されるところでした。
 ネットで見ると、ゴールタイムの計測が5時間40分台で打ち切られていました。5時間後半でゴールした人は、完走メダルを貰えなかったようです。
 モスクワマラソンを、中止しないで32回続けているわけですから、走りやすい開催時期にするとか、市民が応援しやすい市街地の繁華街へコースを移するとか、制限時間と交通規制の緩和など工夫すれば、市民マラソンとして発展する要素が沢山あると思います。
 そうすれば、市民ランナーも外国のランナーも多く参加し、1万人規模のマラソンになると思います。
http://moscowmarathon.org/en/
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