竹田昭彦・日誌(#30)・7月26日(火)  

 
山口 “原爆死没者之碑” に献花

 

 
山口「原爆死没者之碑」建立の説明を聞く
=2016/7/26、山口市・江良
 
 
行進終了集会で感想を話す青年(右)
=2016/7/26、山口市・井上公園
 
 
リレー横断幕を山口市から防府市へ引き継ぐ(左)打道晋一防府市行進実行委役員
=2016/7/26、防府市役所
 
 今日は、県庁訪問、山口市の行進と市役所訪問です。
 天気は、晴れでしたが、時々雲が出ました。
 9時、山口県庁で、職員30余人の出迎を受け、歓迎集会が開かれました。そして、担当部次長から激励の挨拶を頂きました。
 前に、訪問したときと変わらない歓迎を受け、有りがたく思いました。
 今回の歓迎場所は、広場から玄関入り口に変わっていました。数年前から、炎天下をさけて玄関の日陰にしたそうです。
 参照 http://www.takeda-a.net/06-7-27
 行進へ移った最初の休憩で、私と同じ町に住んでいたと言う女性から声をかけられました。私の家と1㎞も離れていない場所です。
 私が、集会などの挨拶で、「横浜市戸塚区に住んでいます」と話しいるのがきっかけです。
 「横浜市」だけを言うと、漠然としますが、「戸塚区」の名を聞くと、思い当たるのでしょう。
 過去にも、このような出会いが何度もありました。通し行進の励みです。
 11時10分、山口市江良の共同墓地にある「原爆死没者之碑」へ着き、一人ひとりが献花して黙祷を捧げました。
 碑の後方の納骨堂には、132体余が納められ、朝鮮半島出身者で被爆死した2体も含まれています。
 隣接地に植樹された、ムクゲの淡いピンクの花が映えていました。
 このムクゲは、日韓被爆二世友好記念として、被爆70年の昨年、植樹されました。案内ボードには「核廃絶の信念と、平和の繁栄を祈って」と書かれていました。
 冒頭に黙祷を捧げたキムさんは、黙祷が一巡した後に、再度碑前へ向かわれ、ムクゲの歌を捧げました。私は、目頭が熱くなりました。
 参照 http://www.takeda-a.net/09-7-13
     http://www.takeda-a.net/a-korea
 午後1時、山口市役所前で歓迎集会が開かれ、市長メッセージを総務部長から披露され、市議会副議長から激励の挨拶を頂きました。
 集会前に、庁内放送で「平和行進歓迎集会」の案内があり、職員の参加がありました。
 また、庁内で昼の休憩をしているとき、テレビニュースで、県庁の歓迎集会と行進が放映され、観ることができよかったです。
 午後3時、終点の井上公園で終了集会が開かれ、各参加団体の代表が感想を述べました。今日は、青年の代表もあり、よかったです。この公園には、湯田温泉の足湯がありました。
 最後に、アリランとムクゲの歌を、女性の有志が歌われ、日韓交流が盛り上がりました。
 午後4時20分、防府市役所前で引き継ぎ式を行い、リレー横断幕を山口市から防府市へ引き継ぎました。
 今日の行進は、6区間を参加者70~40人前後で6.8㎞歩きました。
 沿道募金は24,542円、署は93筆頂きました。あらかじめ、募金と署名のお願い文書を配布していたことから、行進が通るのを待っていた人もありました。

 
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