竹田昭彦・日誌(#18)・7月14日(木)  

 
ワンポイント 学習会

 
九州大学の米軍機墜落事故


 
平和遺族会の旗を掲げて行進する事務局長の上田夫妻=2016/7/14、福岡市  
 
九州大学の米軍機墜落炎上と米軍板付基地撤去運動を学ぶ(立っている人)講師の西嶋正男さん=2016/7/14、九州大学構内  
 
休憩場所で冷水とアイスキャンデーの接待をする地域の人たち
=2016/7/14、東区・名島運動公園
 
 今日は、福岡市役所訪問と市内(中央区、博多区、東区)行進です。
 天気は、晴れで時々雲がかかりました。風があり、さほど暑くなかったです。
 9時30分、市役所脇の広場で出発集会が開かれ、市長、議長からのメッセージを実行委員会役員から披露されました。
 福岡市の行進では、その区域の出発集会や引き継ぎ式で、団長、副団長、事務局長、事務局次長、運転手、救護員等々が紹介され、名札を首に掛けています。
 役職名の名札方式は、他で見たことがないので、福岡市原水協の役員に伺うと、例年実施しており、任務分担の意識向上と、若い人に引き継いでゆく狙いがあるそうです。
 昨日と今日と、私の通し行進参加推薦団体の平和遺族会(平和を願い戦争に反対する戦没者遺族の会)の事務局長夫妻が、千葉県から駆けつけ、行進へ参加しました。遠路から激励を頂き、ありがとうございます。
 午後3時過ぎ、九州大学構内での休憩中、ワンポイント学習会がありました。講師は福岡市原水協理事長の西嶋正男さんです。
 九大構内に1968年6月2日、ベトナム戦争の米軍偵察機Fファントムが墜落炎上しました。総長を先頭に全学上げての米軍「板付基地」撤去運動が起き、集会や抗議デモが継続されました。
 墜落事故前の「板付基地包囲10万人集会」(1962年)などの板付基地撤去運動とあいまり、1972年に基地の大部分が返還され、現在の福岡空港になりました。
 その経過から、平和行進が毎年九大を訪問し、歴史を学び、平和への思いを強くしているのです。
 九大教職員組合から冷水の接待を受け、門を出るとき、守衛さんにお礼の手を振ると、手を振って応えられました。
 午後5時30分、東区香椎(かしい)の御幸橋へ予定通りに着き、今日の行進が終わりました。
 今日の行進では、2㎞前後歩く毎に休憩しました。
 何ヶ所かで、アイスキャンデーの接待がありました。
 宣伝カーなどに積んだ給水ではなく、地域毎に準備されていました。地域の取り組み団体名を書いた歓迎の幕もありました。
 今日の行進は、7区間を参加者55~30~40人前後で13.9㎞歩きました。

 
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