竹田昭彦・日誌(#05)・5月08日(金)  

通し行進者が初めての 自治体訪問
ペナントを託される

 
伊藤喜代志比布町長(中央)からペナントを託される(左は)えんどう春子比布町議会議員
=2015/5/8
 
 
ペナントに記名する合田博東川町副町長
=2015/5/8
 
 今日は、比布(ピップ)町、旭川市、東川町、東神楽町、美瑛町の役所訪問です。
 天気は、晴れで視界よく、風もなく、遠方の残雪の山並みが見えました。
 今年の北海道の春は、例年より2週間くらい早いそうです。カラ松、白樺、柳など、初夏を思わせるように芽吹いていました。気温も高く、ズボン下なしでOKです。
 朝、JR名寄駅から比布駅へ移動するとき、計画書で乗車指示の普通列車は、実は特急列車で比布駅に停車しないことが分かりました。計画書の間違いです。
 駅へ早めに行ったおかげで、比布駅へ迎えに来る地元役員と、特急が止まる4つ手前の和寒(ワッサム)駅に変更の連絡が取れ、難を逃れました。
 和寒駅へ着くと、乗る人はゼロで、降りたのは私だけでした。切符を受け取る駅員も箱もありません。特急が止まる駅で、地方交通線の厳しい世情を知りました。
 自治体訪問でペナントを頂くときは、その場で自治体名や役職氏名の記名をお願いしています。
 東川町では、お会いした副町長が、はじめに「写真文化首都」と書きました。聞きますと、一村一品運動で考えたそうです。
 いろいろな企画の中で、写真甲子園(全国高等学校写真選手権大会)が、一番ヒットしているそうです。今年で、22回目の開催です。自治体の豊かな発想が伝わってきました。
 話しが弾み、「文化都市」ではなく「文化首都」の命名に及びました。「大阪都」構想とは、全然違うようで、心豊かな文化の世界が広がります。
 今日訪問した自治体は、これまで、日程的に全国の通し行進者が訪問しなかったところです。被爆70年なので、私が都合をつけて行きました。各地で、歓迎を受けました。
 特に旭川市は、例年、土曜日に行進するため、私の過去3回の行進でも、市役所訪問がありませんでした。今日は、金曜日で実現し、よかったです。旭川市は、被爆70年で、被爆者の体験を聞く特別の催しや、折り鶴運動と連携した折鶴大使を広島へ派遣する企画などをしていました。