竹田昭彦日誌(#48)6月22日(水)
〈 松島町を行進 〉
 今日は、大衡(おおひら)村、大和(たいわ)町、松島町の行進です。朝から気温は高く、汗が出る陽気です。仙台市で、今年最高の33度になりました。
 行進は、午前10時20分、大衡村からスタートしました。
 休憩なしで1時間15分歩き、大和町でお昼になりました。休まず1時間15分歩いたのは、本州に入ってからの最長です。  
昼食風景=大和町・まほろばホール
 昼食は、手作りのお握りと煮物などを頂きました。
 ここの「お握り昼食」は、15年ほど続いているそうです。何人かが分担して作り、持ち寄っていました。笹の葉に包んだお握りや、お稲荷寿司もあって味が豊富です。初物のサクランボもありました。「お握り4個食べてください」と、すすめられました。
 休憩時間も、たっぷりあり、巧みな司会で総勢35人が自己紹介や、行進参加への思いなど語り、良い昼食・交流でした。
松島町を平和行進=定期観光船発着場付近
 午後は、車で50分ほど移動し、松島町の行進へ参加しました。
 松島町の行進は、従来、気仙沼市からスタートする網の目「気仙沼→仙台コース」の中間位置でした。今年は、大地震と大津波の被災で、気仙沼市、南三陸町方面から、東松島市へ至る行進ができなくなったため、松島町からのスタートになりました。
 午後3時、松島町役場で開かれた出発集会は、町長さん、議長さんをはじめに町職員30人と、行進団50人が並び、たいへん盛大でした。町長さんの挨拶では、「震災の教訓は、想定外は常にあることです。日常生活の中でも、想定外を怠ってはいけません」と、話されました。
 松島町は、大津波の被害が少なかったところです。松島湾の島々が、津波のエネルギーを和らげたからです。
 絶景が、町を守ったのです。
 今日の行進は、大衡村と大和町を25人で4.6q、松島町を50人で2.1q歩きました。