竹田昭彦日誌(#47)6月21日(火)
〈 生協の参加者 多し 〉
 今日は、大崎市、加美町、色麻町の行進です。 
大崎市の出発式で挨拶する目黒孝県平和行進実行委員会事務局長=大崎市・古川教育会館前
 朝の9時、大崎市行進の出発式が、昨夕到着した古川教育会館前で開かれました。
 挨拶に立った目黒孝宮城県平和行進実行委員会事務局長は、「今年の行進の特徴は、家から出てきて手を振る人が多い」と話されました。広島・長崎に投下した原爆と、原発事故の放射能の恐ろしさが理解され,、平和行進への賛同につながったと思います。
 古川教育会館前の歩道は、地下の下水道が地震で破壊され、玄関前のマンホールのヒューム管が1も高く飛び出しており、ビックリしました。地盤の激しい隆起と陥没があったようです。その地域の水洗トイレは使えませんし、歩道は歩けません。
加美町から鳴瀬川に架かる「なるせばし」を渡って色麻町へ入る平和行進団
 宮城県の行進には、「核兵器のない世界を!」のゼッケンを着けた、生協(生活協同組合)の人たちが大勢参加しています。手に持った虹色の「PEACE旗」には、生協組合員の平和への願いが書いてありました。
 行進が終わった午後、目黒孝さんと鹿又静子さんの案内で、大津波被災の現地へ連れて行って貰いました。
 私が知っている名取市の閖上(ゆりあげ)浜にある「名取市サイクルスポーツセンター」(仙台空港近く)一体では、松の木や家屋、田園が津波に破壊され、残った瓦礫や、流された松の木などが散乱し、異様な野原になっていました。
 その「名取市サイクルスポーツセンター」には、1985年の「東北ブロック新春マラソン大会」(主催:新日本スポーツ連盟)のフルマラソン部を走って以来、何回か行き、よく知っているところです。
 何回も利用した、名取駅へ行くバス停の「閖上」が、どの当たりか分かりませんでした。
 今日の行進は、25人前後で5.6q歩きました。