竹田昭彦日誌(#46)6月20日(月)
〈 美味しかった冷水 大崎市 〉
 今日は、栗原市、大崎市の行進です。
 栗原市(2005年10町村合併で誕生)の行進は、合併前の若柳町、金成(かんなり)町、栗駒町、築館町の中心街を、それぞれ2q前後歩きました。
「危険」の赤紙(写真中央)を貼った家の前を行進=栗原市金成町
 大地震の被害は、これまで通った奥州市や一関市より、栗原市、古川市の方が大きいです。路面の凹凸、段差、家屋の壊れが目立ちました。車も、凹凸があるので、飛ばせません。凹凸をさけ、蛇行しながら運転する車もありました。
 栗原市の行進では、家から人が出てこられ、行進を歓迎される姿が多くありました。通行人の数より、家から出てこられる人が多かったです。
“PEACE” の幕を作って参加する婦人たち=大崎市民会館前
 大崎市行進の出発場所に、「PEACE」 の横断幕を持った婦人たちがやって来ました。
 スカイブルーの生地に、大きな木がたち、花が咲き乱れ、蝶が舞っています。「目もあるよ!」と言われます。
 想像をかき立てる、良い感じ、と思いました。
 大崎市の行進には、パトカー2台と、歩くお巡りさん4人がみえ、誘導していました。コースは、JR古川駅方面でした。
 すごいと思ったのは、行進団の後部に渋滞した車を、1台も行進団を追い越させず、行進の通路1車線を確保し、安全をとっていたことです。その距離2.7q、全て直線区間ではなかったが、1台も追い越させないので、ドライバーから「ブーブー」いわれるのでは、とハラハラしました。指揮棒を持ったお巡りさんに、別のお巡りさんが(後続車を)「通しましょうか」と、聞いたら、「駄目だ」と返答していました。
 平和行進を止めずに進ました方が安全で、後続車の渋滞は一時的、と判断したのでしょう。他では、無かったことでした。
冷水の接待=大崎市・古川教育会館前
 気温も上昇し、熱中病対策が必要になってきました。
 今日の行進が終わった古川教育会館前では、一口饅頭と冷水の接待がありました。美味しく、3杯頂きました。
 暑い日の行進では、冷水の接待が楽しみです。
 今日の行進は、区間により20〜15〜45人で9.5q歩きました。