竹田昭彦日誌(#03)5月08日(日)
〈 礼文島を出発 〉
 今日は、礼文町と稚内市の行進です。
 朝の7時45分、礼文島の礼文町役場前で出発式が開かれ、宗谷地域実行委員会代表で宗谷教職員組合の八木書記長は、「今年は、東日本大地震の被災者・被災地支援と、原発依存をやめ、自然エネルギーへの転換を訴えながらの行進です」、と話されました。私は、これまでにない、大きな役割があると身を引き締めました。
平和行進「北海道→東京コース」が礼文町役場から出発、沿道の人たちに手を振りながら進む=礼文島・美深海岸通り
 行進は、8時から参加者20人で役場周辺をまわり、美深港の海岸通りを進み、カーフェリー乗り場まで歩きました。
 礼文島は、5月に入っても雪が降ったそうです。風が冷たく、手が凍える寒さでした。沿道の通行人や、行き交う車に手を振ると、応えて手が振られました。参加者一同、心が温まり、寒さも吹き飛びました。
 行進が終わると、ゆっくり別れの挨拶をする間もなく、美深港桟橋から、8時45分発の稚内行きのカーフェリーに乗る、早わざでした。 
「青い地球を」のプラカードを掲げ、地球の環境保全をアピールして歩く子ども=稚内市
 稚内港着後、間もなく稚内市役所隣の総合文化センターで出発集会が開かれ、正午から稚内市の行進へ移りました。
 行進は、同センターから南稚内駅まで、50人の隊列で歩きました。こちらでも、車窓の人へ手を振ると、何人かの人から激励の手が振られ、嬉しくなりました。
 婦人や子どもの参加者たちは、思いおもいのプラカードを掲げ、市民へアピールして賑やかでした。婦人の一人は、「毎年の平和行進が第2日曜日の母の日なので、お母さんに感謝の心で歩けるのが嬉しです」、と話していました。
 今日の行進は、礼文島を20人で1.3q、稚内市を50人で2.6q歩きました。