竹田昭彦日誌(#20)5月28日(金)
ニシンの豊漁に湧いた泊村
 今日は、共和町、岩内町、泊村、神恵内村の役場訪問と、岩内町の平和集会です。
大漁に捕れニシンを貯蔵した「袋澗」跡=泊村
 訪問した泊村、神恵内村あたりの海岸線は、ニシン漁で栄えた歴史があります。
 泊村役場訪問のとき、大漁に捕れたニシンを短期間保存する小さな港があったことを聞きました。
 その小港は「袋澗(ふくろま)」と呼ばれ、他にはない独特な貯蔵方法です。
 大漁に捕れたニシンがさばききれず、ニシンを捕った袋網のまま、本船から小舟で「袋澗」へ運び、ストックしていたのです。「袋澗」は、ニシン加工所前方の海岸に造られ、100ヶ所以上あったそうです。
 「袋澗」跡や、ニシン御殿を見ながら、豊漁に湧いた当時が目に浮かびました。
 地元の人に、「ニシンが捕れなくなったのは、捕り過ぎたからでしょうか」と聞きますと、「分からない」との返事でした。 
岩内市の平和集会へ参加した婦人たちと記念撮影
 岩内町の平和集会では(参加者7人)、私の話が1時間くまれていました。1時間も話すのはたいへんだと思いましたが、父の戦死と遺児、平和行進参加の動機、署名を国連へ届けたニューヨーク報告など、具体的なことを多く話すようにしました。
 話す中でヒントが浮かび、1時間つながりよかったです。
岩内町役場訪問(手前右から)議長さん、副町長さん
 今日の役場訪問では、ペナント12本、署名12筆、募金4万7千円をいただきました。