竹田昭彦日誌(#17)5月27日(火)
119年間も合併しない町村を訪問
 馬路村を平和行進=5月25日、馬路村役場周辺
 今日は、馬路村、安田町、田野町、北川村、奈半利町の役場訪問と奈半利町、田野町、安田町の行進です。
 今日訪問する3町2村と、昨日訪問した東洋町、そして29日に訪問する芸西村は、高知県安芸郡に属します。この安芸郡4町3村は、今回の大合併で、どの町村も合併していません。すごい自治体があるものです。全国でも、珍しいと思います。
 そのうち、馬路村、田野町、北川村、奈半利町は、1899年(明治22年)の町村制施行で誕生して以来、どことも合併していません(田野と奈半利は、大正時代に村が町制になる)。誕生してから119年です。なお、安芸郡4町3村の総人口は、20,306人(2008年3月末)です。
 馬路村訪問では、副村長さんとお会いしました。私を覚えておられました。ありがたい限りです。村が合併に組みせず、人口1,300人弱で、「おらがむら心臓破りのフルマラソン」大会を開催する心意気と、ネーミングに「おらがむら」を入れて誇にする歴史を、改めて知りました。馬路村農協も、他と組せず、存続しています。
 田野町副町長さんから町長さんのメッセージをいただく
田野町(人口3,100余人)は、町の面積が四国で1番面小さいそうです。お会いした総務課長さんに面積を聞きしますと、約6ha(6.65ku)とのことでした。正方形に換算すると、一辺が2.5qほどです。おそらく、全国で1番小規模の町でしょう。
 宣伝カーにペナントを飾る
 霊場訪問は、第27番神峰寺へ行きました。場所は、安田町の海岸を通る国道55号線から、北側の山の方へ直角的に4qです。曲がりくねった急坂を宣伝カーで上って行くと、山の中腹にありました。大型バスは通れず、地元タクシー会社のマイクロシャトルバスが、大型バスのお客を分散し、頻繁に行き来していました。自転車で挑戦していた若者も、途中でバテ、自転車を押していました。ここを徒歩で往復するには、健脚とペース配分の知恵が必要です。
 住職さんは出かけるところで、お会いできませんでした。応対されたご婦人から、返信される旨の話しをいただきました。境内から見る景色は、素晴らしい眺めです。湧水も豊富でした。私たち(3人)は、持参した弁当を、ベンチで美味しくたべました。
 今日の参加者は20〜10人前後で奈半利町から田野町へ2q、安田町を1.5q歩きました。
 各自治体訪問では、町長さんと議会事務局長さん等からペナントを計8本いただきました。田野町役場前の行進到着集会では、田野町長からメッセージ(副町長代読)をいただきました。