竹田昭彦日誌(#20)5月20日(日) 

《 アイヌの訴え 》

静内町アイヌ民族資料館の
シャクシャイン像

 静内町の行進でしたが、計画が進まず中止です。
 現在の日高の自治体は、どこも若い人たちが外へ出って行ってしまい、連続した平和行進が難しいようでした。かっては、50人規模の行進だったそうです。沿道募金が100万円以上あつまり、ある町議会では、募金を規制する条例制定のイヤな動きもあったそうです。
 これまで、各自治体を訪問して感じますのは、長年続けてきた町民の平和行進と核兵器廃絶運動が、自治体の平和行政に生きていると感じました。快く向かえていただいたからです
 地元の方の案内で、静内町のアイヌ民俗資料館を見学しました。場所は、静内町を流れる静内川の河口左岸の高台にあります。展望のよい位置で、町の様子が手に取るように見えました。
 そこに立つ、「シャクシャイン像」が目を引きました。シャクシャインは、この地方を17世紀中期に統率した英雄(首長)です。
 その時代前後から、日本の本土との交易が盛んになり、利権をめぐってアイヌ同士や、徳川幕府出先との抗争が増してきます。そして、江戸幕府、明治政権の支配下になりました。
 説明を聞きながら「シャクシャイン像」を見ますと、アイヌ民族の苦難の歴史と誇りを訴えているようでした。
 北海道の背骨にあたる日高山脈は、長さ150劼△蠅泙后B席人里鯲れる寒流に、強い日差しがあたると、洋上から冷たい水蒸気が発生して霧になります。その霧が風に乗って、日高山脈を覆い気温が下がります。そのため、低い標高でも高山植物が生きられる仕組みがあるそうです。