竹田昭彦・日誌(#1)・5月06日(月)    
東京 → 広島コース
東京都 夢の島を出発

 日比谷公園へ着いた被爆者と通し行進者たち=2019/05/06、東京都千代田区
第五福竜丸保存展示館リニューアルオープン
=2019/05/06、東京都江東区・夢の島
出発式で挨拶する筆者
=2019/05/06
東京都江東区・夢の島
被爆者が先頭で行進
=2019/05/06
、東京都中央区
 今年は、広島と長崎に原爆が落とされてから74年目です。1958年からはじまった平和行進は61年で、62回目になります。
 今日は、東京→広島コースが東京都江東区の夢の島公園から出発します。このほか、本日、北海道→東京コースが日本列島北端の島の礼文島から、四国→広島コースが高知県宿毛市(高知と愛媛の県境)から出発します。
 私は、東京→広島コースの初日を歩き、明日から神奈川県内を歩き、その後の6月23日から宮崎→長崎コースを歩きます。
 今日の天気は、薄曇りで暖かでした。
 昼前、夢の島公園へ着き第五福竜丸展示館を見学しました。展示館は1951年に開館しましたが、建物の老朽化により、昨年7月から休館していました。
 改修作業が終わり、この4月2日にニューアルオープンしました。入口には、(株)ゴーリキと女優吉永小百合さんから贈られた蘭の花が飾ってあり、印象に残りました。(株)ゴーリキ(強力)は、第五福竜丸を東京水産大学の練習船(はやぶさ丸)に改造した造船所です。
 参照 http://www.takeda-a.net/12-5-06
     http://www.takeda-a.net/12-6-05
     http://www.takeda-a.net/12-6-06
     
第五福竜丸展示館 http://d5f.org/
 12時、第五福竜丸展示館前で出発式が開かれました。主催者の挨拶や各団体からの激励を頂き、各コースの通し行進者が、参加の思いや決意を述べました。
 夢の島の出発日には、東京→広島コースの通し行進者以外の通し行進者も参加するのが通例で、私も参加した訳です。
 沖縄からのアピールをした元山仁士郎さんは、辺野古新基地反対県民投票や知事選などで、辺野古新基地建設反対、普天間基地の撤去を求める賛成多数の民意が、日本政府の施策に繁栄されないもどかしさを訴えました。
 そして、民主主義のあり方を問い、全国の各自治体で民意が反映される自治権確立の選挙等の重要性を呼びかけました。
 安倍政権は、自公の多数を頼りに強権をすすめますが、国民の声や地方自治体の多数意見を全く無視するやり方で矛盾しています。
 行進では、東京駅の先から30名ほどの被爆者が、先頭のリレー横断幕を持ち、終点の日比谷公園まで(約2㎞)歩き通しました。
 今年は、宣伝カーに乗った幼年児たちの可愛いピースコールがありました。
 それに励まされ、沿道から手を振る人が昨年より多くありました。沿道の幼児が身体でリズムを取って、「ピース」と叫ぶ姿も見えました。
 被爆者をはじめ、行進者たち一同が笑顔の行進になりました。
 今日の行進距離は、700人で9.7㎞歩きました。

 
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