竹田昭彦・日誌(#24)・7月20日(水)  

 
通し行進者 6人がそろう

 

 
通し行進者6人が勢ぞろい(右から)宮崎→広島の小林和江さん、長崎→広島のキム・ジョング(金鼎根)さん、イ・ジミン(李知旼)さん、五十嵐成臣さん、筆者、沖縄→広島の山口逸郎さん
=2016/7/20、北九州市南小倉区・JR下曽根駅前
 
 
国際青年リレー行進の募金を訴えるキム・ジョングさん=2016/7/20、小倉北区・勝山公園  
 
イ・ジミンさんの誕生日をバースデーケーキで祝う=2016/7/20  
 今日は、宮崎→広島コース、長崎→広島コース、沖縄→広島コースの合流集会、北九州市の小倉南区と小倉北区の行進です。
 天気は、晴れで、風があり、しのぎやすかったです。
 11時50分、苅田町(カンダマチ)の小倉南区に近い若久の航空道路ガード下へ、宮崎→広島コースの行進がやってき来ました。
 北九州青い空合唱団の人たちがリードする、歌声が一段と高くなり、通し行進者の小林和江さんと堅い握手を交わしました。
 熱気の中、合流集会が開かれ、通し行進者6人集合を喜びあいました。
 ここからは、次の出発点へ車移動です。
 午後2時、小倉南区のJR日豊本線の下曽根駅前で、沖縄・九州行進3コースのリレー横断幕を繋ぎ、出発式が開かれました。3つのリレー横断幕を、そのままつなぐと長くなるので、3のコース名が分かるように重ね合わせました。撮った写真を見ると、まとまりがあり、力づよく感じます(写真上段)。
 海外からの通し行進者2人を含む6人が、九州を歩くことは、画期的なことです。平和行進の歴史上、初めてだろうと思います。
 核兵器廃絶運動の、新たな躍進の兆しです。
 午後5時45分、昨夕の終着と同じく、小倉北区の勝山公園の「平和記念碑」前へ到着し、今日の行進が終わりました。
 昨日同様、キムさんとイさんが、国際青年リレー募金の袋を持ってお願いにまわると、つぎつぎと募金が寄せられました。
 夜は、夕食交流会があり、イ・ジミンさんの27歳(韓国は数え年齢)の誕生日を、バスデーケーキで祝いました。
 日本の平和行進中に誕生日を経験したことは、人生の大きな思い出と、何かの切っ掛けになることでしょう。
 キムさん、イさんに、行進の感想を聞くと、「歩くのを止めたい時もあったが、おじさん3人(山口、竹田、五十嵐)のがんばりに励まされて歩いたこと」や「韓・日の政府間の対応と、行進している人など日本国民の対応の違いを知ることができたこと」、そして「両国民は理解し合えると思ったこと」など話されました。
 今日の行進は、3区間を参加者75人前後(延べ参加者120人と発表)で9.3㎞歩きました。

 
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