竹田昭彦・日誌(#09)・5月21日(土)  

     
   富士山平和行進

 

 

 
  富士山裾野の東富士演習場の中を通る県道23号線。左側が米軍海兵隊「キャンプ富士」、右側が陸上自衛隊「滝ヶ原駐屯地」=2016/5/21、御殿場市   
     
 
御殿場市役所でペナント(静岡県特製)を託される=2016/5/21  
 
 静岡民医連のノボリ旗を掲げ「国際青年リレー行進」のタスキを掛けたヤングレディー
=2016/5/21、沼津市
 
 
「今沢基地」の砂浜で山内さんのトランペット演奏で「青い空は」を合唱=2016/5/21   
 今日は、御殿場市、沼津市の行進と市役所訪問、沼津市にある米軍「海浜訓練場」(今沢基地)の見学と学習会です。
 天気は、晴れですが、若干もやが出ました。
 9時、御殿場市の「国立中央青少年交流の家」前で出発集会が開かれ、行進へ移りました。 
 コースは、富士山の山麓に広がる東富士演習場の中を通る県道23号線(滝ヶ原街道)です。
 富士山に見送られ、市街地へ行進します。
 私は、行進より早く、800m先の陸上自衛隊「滝ヶ原駐屯地」入り口へ行きました。そこは電線にじゃまされず、富士山と行進が一緒に撮れる場所です。
 慣れない一眼レフ・デジカメのシャッターを、一生懸命に押すが、車の往来で焦りで、簡単に撮れませんでした。富士山が写っただけも、よかったです。
 10時10分、御殿場市役所で歓迎集会が開かれ、
市長、議長が記名したペナントを託されました。
 このペナントは、静岡県実行委員会が独自に作成したもので、広島市へ届けます。
 参照 http://www.takeda-a.net/07-5-23
 12時35分、沼津市役所で出発集会が開かれ、市長、議長からのメッセージが披露され、午後の行進へ移りました。
 午後3時50分、沼津市の米軍「今沢基地」へ着き、基地の学習会が開かれました。
 この基地は、海(揚陸艦)と陸地間を、LCAC(エルキャック;エアークッション型揚陸艇)で兵員や物資の輸送、水陸両用車の移送などの訓練に使います。
 ベトナム戦争の時は、水陸両用車などが、今沢基地と東富士演習場間を、往来したそうです。
 現在は、日米共同訓練や、自衛隊の単独訓練などを実施しています。
 参照 http://www.takeda-a.net/14-8-07
 米軍は、2014年にまとめた「2025戦略展望」で、東富士演習場と今沢基地の連携を強化策を進めています。既に今年5月12日、オスプレーが「キャンプ富士」から飛び、御殿場市、裾野市、沼津市の上空を飛行後、今沢基地がある駿河湾上で旋回し、戻っています。その飛行には、小山町の込山正秀町長が、他の首長が試乗招待を断る中、唯一搭乗して「注目」されました。
 各地元の市民たちは、戦争へつき進む危険性をつよく訴え、基地の撤去を求めています。
 なお、富士山は世界遺産に登録されたが「自然遺産」にはならず、「文化遺産」です。富士山の山麓に広大な東富士演習場と北富士演習場(合計134k㎡)があり、実弾射撃などで自然(富士山)を破壊しているからです。
 参照 http://www.takeda-a.net/07-5-21.html
 今日の行進参加者は、区間により30~60人で10.3km歩きました。
      

 
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