竹田昭彦・日誌(#08)・5月11日(月)  

自治体訪問で 激励頂く

 
留萌市副市長(左)から激励を頂く
=2015/5/11、留萌市役所
 

 
ヌマタネズミイルカの骨格レプリカ(展示・貸し出用)=2015/5/11、沼田町化石館  
 今日は、留萌市、増毛町、沼田町の役所訪問です。
 天気は、快晴でした。
 午前9時、留萌市役所訪問をはじめに、増毛町役場、沼田町役場を訪問しました。
 留萌市の教育長訪問では、以前に実施していた中学生代表(2人)の広島訪問を、再開して欲しいと地元の方が要請しました。財政問題で中断していたそうで、被爆70年にあたり、再開にふさわしいと思いました。そして、被爆の実相を若い世代に知らせる意味は大きいと思います。
 4月の一斉地方選挙が終わったばかりで、議会の体制が未定の自治体もあり、議長にお会いできないところがありました。
 私の当初のコースは、6日に礼文島から稚内市に渡り、その日に幌別町へ行く予定でした。そして、幌別町の他に、日本海側の天塩町、遠別町、初山別村、羽幌町、苫前町、小平町を加え、7自治体を訪問してから、留萌市へ入るコースでした。
 そのコースの多くの役場から、議長が決まってから訪問して下さいとの要請があり、7自治体訪問は、後日、地元の人が訪問することになりました。
 午後3時25分、沼田町訪問では、化石の宝庫の町だと知りました。ご一緒した、橋場守町議(沼田化石館講師)の案内で、沼田化石館を訪ねました。
 沼田化石館では、世界に1例しかない新属・新種のヌマタネズミイルカ(全長2m、第三紀鮮新世、約400万年前生存)の化石の実物を、保管金庫から出して見せて貰いました。緊張してシャッターを押しました。沼田町のシンボル的な大発見(1985年)です。化石館は、化石を石から剖出する作業や、研究に使う模型などを作成しています。その作業を行う技術者をプレパレーターと言うそうです。剖出作業手順の説明も受けました。化石館では、一般の人が化石発掘やレプリカ作りなど、体験企画にも重点を置いてました。化石発掘体験は、誰でも収穫があるそうで、小中学生に人気です。思いがけない見学ができ、わくわくしました。
 各自治体訪問では、「身体に気をつけて目的を達成して下さい」と激励を頂きました。