竹田昭彦日誌(#56)7月30日(火)
〈 島根から広島へ引継ぐ 〉
 島根県から広島県へ引き継ぐ日です。
 島根側は、飯南(いいなん)町の行進、署名行動、役場訪問です。
 広島側は、引き継ぎ式のみです。 
雨天の行進=島根県飯南町頓原
 9時45分、飯南町の頓原(とんばら)町舎(旧頓原町役場)前で出発式を開き、島根県最終日の行進がスタートしました。
 ここ数日、島根県の西部地域は異常気象で、飯南町に朝から大雨と洪水の警報が発表(7時13分)されました。
 カッパを着ての行進です。島根県へ入ってから、カッパを着るのは初めてです。
 署名行動へ移ると、雨はやみ、行うことができました。
 会社の事務所を訪ね、署名をお願いすると、社長夫人から冷茶の接待を受け、会社の休憩時間だたので、従業員も含め8人から署名をいただきました。
 訪問する前は、会社だから仕事中で断られるだろうと、ちゅうちょしたが、思い切って訪ねてよかったです。
 昨日も、雲南市吉田町の豪邸を訪ね、観光客と間違われ、事務所へ入るのを断られたが、署名をお願いすると快く2筆と募金をいただきました。
 11時40分、飯南町役場を訪問し、副町長と総務課長にお会いしました。そして、ペナントと協力金をいただきました。
 町の歴史を伺うと、石見銀山産出の銀を瀬戸内海方面へ運ぶ、銀山街道「石見→尾道ルート」の要所で、かっては栄えたと聞きました。市街地には、繁盛したであろう旅館の名残りなど、風情がありました。
 役場は、緊急体制をとっていましたが、大雨の被害は出ていないとのことでした。
 午後3時20分、引き継式が島根県側の飯南町「上赤名会館」前で開かれ、島根県行進実行委員会代表から、参加者延べで558人、署名862筆、募金8万余円だったと報告され、署名行動の特徴が強調されました。
 署名行動で、戦争体験や、被爆した話など聞くことができ、行進だけでは知りえない体験をしました。
 引き継ぎ式の参加者総勢は、30余人です。
 延べ、11日間お世話になった島根県の皆さん、ありがとうございました。
平和行進歓迎の夕べ=広島県三次市
 午後6時、三次(みよし)市の三次民商会館で「歓迎の夕べ」が開かれました。
 この地域で開くのは、初めてだそうです。夕食をとりながら、質問にこたえるかたちで、私の平和行進参加の思いを話すことができ、よかったです。
 今日の島根県の行進は、区間により15〜17人で3区間6.3q歩きました。署名行動は1ヶ所で、41筆と1,100円をいただきました。