竹田昭彦日誌(#33)7月07日(日)
〈 憲法を世界に生かす平和宣言 養父市〉
 養父(やぶ)市の行進と市役所訪問です。
 10時、「養父地域局」前で出発式を開き、今日の行進が始まりました。
 養父市も、地域自治区をとっているようです。
 行進中では、家から人が出てきて折り鶴を託されたり、募金をされる方が5軒ありました。このほか、事前に3軒からいただいたそうです。行進が通る家々に、前もって折り紙などを配布していました。  
「非核平和都市」宣言塔前で記念撮影(右から6人目)広瀬栄市長=養父市役所
養父市の「非核平和都市宣言」文
 午後1時、養父市役所前で出発式を開き、広瀬栄市長から歓迎と激励の挨拶をいただき、市役所周辺の行進へ移りました。
 市役所前の広場には、「非核平和都市」塔と宣言文のプレートがありました。
 出発式は、その場所で開かれ、市長を囲んで記念撮影をしまいた。
 宣言文には、「私たちは、平和で安全な生活を永遠に守り発展させるため、非核三原則を将来に渡り遵守するとともに、日本国憲法の理念である世界の恒久平和の達成を目指し」宣言すると書いてありました。
 私は、憲法9条が世界に生かされ、紛争問題を話し合で解決する、戦争のない新たな人類史を示していると思いました。
 日本政府は、米国の核抑止力下にあるため、国連の軍縮会議などで、核兵器の廃絶に積極的な立場をとりません。
 安保条約と矛盾し、「我が国の安全保障政策の考え方と必ずしも合致しない」(広島市へ外務省回答2012/11/25)からです。
 その矛盾が地方議会に反映し、平和都市宣言文がすっきりしない自治体も、なきにしもあらずです。
   但馬の行進は、各々の出発場所から3〜5qほど周回し、出発場所へ戻ります。
 出発場所へ車で来た人は、終われば車で帰る便利さがあります。
 今日は、区間により参加者17〜13人で、9.1q歩きました。折り鶴は、1団体から千羽と沿道で数十羽いただきました。