竹田昭彦日誌(#24)5月29日(火)
〈 雷雨に負けず集会 紀美野町 〉
 紀美野町の行進です。
 夕刻、紀美野町役場玄関で、出発集会を開こうとした直前、暗雲がたれ込み、雷雨になりました。役員が緊急に協議した結果、落雷の危険を避けるため行進を中止し、集会を決行しました。
 昨日、群馬県で落雷により死亡した報道もあり、適切な判断だと思います。
 海南市からバイクに乗って来た高齢の婦人は、「海南の行進に出れなかったので」と、残念がっていましたが、雷雨の襲来で仕方がありません。
雷雨襲来の中、紀美野町役場玄関で平和行進集会
 午後5時30分、役場玄関の雨よけ屋根下に身を寄せ、集会を開きました。写真を撮ろうと端の方にいた私は、風雨で濡れ、寒かったです。
 寺元光嘉町さんからは、激励の挨拶と、ペナント、賛助金を頂きました。つづいて連帯の挨拶をされた雑賀光男県議さんからは、私が先日、共産党県議団を訪問のとき「ある地域で一緒に歩く人がおらず、1人で歩くこともあったが、沿道の人から必ず激励があり、参加人数の多少に関わらず、全国で行進を続けてきた草の根運動が、世界を動かす力になっている・・ 」と挨拶したことに、感動したと紹介されました。
 昨日の海南市でも、同様の紹介があり、行進を続けてきた思いがよみがえりました。 
白井春樹事務局長から「原爆パネル展」開催の訴え
 白井春樹さん(和歌山県平和行進実行委員会事務局長)は、毎回の出発集会で、昨年、国連へ署名をとどける日本原水協の代表団に参加し、国連に署名用紙を積み上げた「ツインタワー3b」の報告、各国大使に核兵器禁止条約の締結を要請した話し、国連の対応、世界の動きなど、短時間で適切に話しています。
 1人ひとりの署名が、世界を動かす大きな力になっている様子が分かります。
 そして、さらなる署名運動への取り組み、新パネルの「原爆展の開催」など訴えています。
 2010年、国連へとどけた700万筆の署名では、全国人口の10%目標で取り組みました。和歌山県は、47都道府県の中で、2番目に高い率の10万9千筆(県民の10%超)を達成しました。勢いのある県です。
 今日の集会参加者は、30余人でした。
 なお、和歌山県の行進は、明日の30日から6月の3日の間お休みです。