竹田昭彦日誌(#68)7月12日(火)
〈 長野県へ移動 〉
 今日は、茨城県の取手市から長野県の富士見町へ移動です。
 本来、私が通し行進する「北海道→東京」は、「日本海コース」でした。東日本大震災と福島第1原発事故の被害が起きたことから、被災者支援と連帯のため、「太平洋コース」の青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県を行進することになりました。
 その変更が、昨日の茨城県の取手市で終わり、本来の「日本海コース」に戻ることになりました。
 明日は、長野県から山梨県への引き継ぎをし、山梨県を通って東京都に入り、終結の上野公園へ向かいます。
つくばみらい地区の昼食・歓迎会=7月11日、守谷市民交流センター・市民ギャラリー
 昨日行進した、つくばみらい市、守谷市は、2001年の通し行進のときも来たところです。
 この2001年に、茨城県内の日程が増え、当時の茎崎町(現つくば市)、伊奈町と谷和原村(現つくばみらい市)、守谷町(現守谷市)が、初め得て幹線コースに組み込まれました。地元の方たちは、たいへん喜んでおられので、印象強く残っています。
 そのときは、役場訪問だけでしたが、「来年は行進したい」と、決意がみなぎっていました。
 それから10年、ここを私が行進できて夢のようです。盛大な昼食・歓迎会にも参加でき、感激しました。 
2001年国民平和大行進の茎崎町歓迎集会での記念撮影=200 1年7月9日、茎崎町役場前
 その昼食・歓迎会で、10年前の思い出を話しましたら、覚えていた婦人がおられ、話しが弾みました。10年前の写真を掲載します。
 昨日の守谷市役所の歓迎集会で、市議会に提出した請願書「こども達を放射能から守る対策を求める」が趣旨採択され、そして、「放射能から市民の不安解消のための安全基準と対処方法の早期制定を求める意見書」を議決した報告がありました。
 守谷市地域は、文部科学省が福島県に示した「児童生徒等が年間受ける線量1_シーベルト」より高く、親の不安が高まっています。ネットで調べると、市内39か所で測定(7月6日)した平均値が3.1_シーベルトでした。
 ついでに、二本松市で行進を中止した時(6月28日)の線量を調べると、二本松市役所地点で11_シーベルトでした。二本松の人達が、子ども達の夏休みに、放射能の無いところへ集団疎開を要望する願いが良く分かります。