竹田昭彦日誌(#54)6月28日(火)
〈 原発廃炉の請願採択 郡山市議会 〉
 今日は、郡山市の行進です。 
二本松市へ引っ越してきた浪江町役場(背景)=二本松市・福島県男女共生センター
 福島第一原発のある双葉町の北側に位置する浪江町は、5月23日より二本松市の福島県男女共生センターへ引っ越していました。本来の町役場は閉鎖中です。
 震災、原発事故被害者5000人も、二本松市へ移住しています。
郡山市の出発式で挨拶する久永叔通し行進者(中央)と野口隆通し行進者(左端)
 夕方5時半、郡山市行進の出発式が郡山市保健所前で開かれ、県外から参加した通し行進者たちが紹介され、参加した思いを話しました。京都市在住の久永叔(よし)さんは、国見町から参加しています。千葉県松戸市在住の野口隆さんは、今日から加わり、福島県と栃木県を通し行進します。
 この他、日本原水協事務局の大越文さんは、山形県から引き継いだ県境の栗子から参加し、福島県内を通し行進します。
 福島県外から、これほど多くの通し行進者が参加するのは初めてだそうで、福島県を励ましたい思いが伝わってきます。
 郡山市議会は、6月23日に全会一致で「東京電力福島第一原子力発電所及び台発電所の廃炉を求める」誓願を採択しました。二本松市議会も、近々同様の採択をするようです。各自治体の原発廃炉の動きが、急速に進展しそうです。
 今日の行進は、参加者約50人で2.7q歩きました。