竹田昭彦日誌(#06)5月14日(金)
写真撮影に通行人が加わる
 芽室町、清水町、新得町、鹿追町の役場訪問、JA芽室の訪問です。 
被爆50年に建立した「愛」の母子像(後方)=芽室町役場
 芽室町役場訪問では、被爆50年(1995年)のときに建立した母子像「愛」の話を聞きました。
 さっそく見学しますと、ほほえましい表情の母と子が、空を見上げる親しみある像です。プレートには「世界の平和と緑豊かな自然を未来あふれる子どもたちへ」、と書いてありました。
 平和行進の「リレー横断幕」を持って写真を撮っていますと、通りがかりの人が2人加わり、さらに和やかな雰囲気になりました。1人の方は、96歳の元気なおじいさんです。
 平和行進は、人と人との出会いです。活発な行動が、出会いを生むと思いました。
 今日訪問した地域は、石狩川流域の上流部で、日高山脈や石狩山地に囲まれています。その山並みを、雲が切れた今日、初めて見ました。その姿を、私に見せたかったようで、地元の人たちは山名を盛んに説明されました。雪を抱いた山々を見ていると、あの山に何かありそうだと吸い込まれ、山に無頓着な私でも、登って見たい気がします。
 新得町には、昨年7月の山岳登山者死亡事故で注目された「トムラウシ山」があります。役場で当時の話を聞きますと、町名は有名になったそうですが、メディアの対応などに苦慮されたようでした。
 今日の行進では、ペナント10本、署名7筆、募金61000円をいただきました。