竹田昭彦日誌(#73)7月25日(金)
笠岡で“ピースバルーン”を飛ばす
ペットボトル募金箱を受け取る福田さん(右)=浅口市金・光支所
 今日は、浅口市、里庄町、笠岡市の行進です。
 朝の出発集会をした浅口市金光支所では、ペットボトルに入った募金箱(写真)を受け取りました。この募金箱は、岡山県の平和行進で昨年から取り組んでいる運動です。
ペットボトル募金箱
 ペットボトルで作った募金箱を、各自治体の役場のロビーなどに、訴えのポスターを掲示して置いてもらっています。
 行進の先頭で歩いていると、視野が広く、色いろな光景が目に入ってきます。宣伝カーの声を聞いて、家から出てくる年配の方が時どきあります。宣伝カーの方向を見つめ、確かめています。その後、行進団が通って手を振ると、ほとんどの方が手を振って応えられます。毎年、同じ日、同じ時間に通る平和行進を、待っておられた様子です。今日も何人かありました。その中で、封筒に入れて募金された方がおりました。また、100メートルくらい遠くで、手を振られた方もありました。
ミニ平和のつどい」で、手の振り付けを取り入れた歌声=里庄町役場ホール
「ピースバルーン2008」飛ばす=笠岡市役所前
 昼食の時間帯に、里庄町役場のホールで「ミニ平和のつどい」が開かれていました。主催は、おかやまCOOPの方たちです。紙芝居、歌声、ピィーズでのブローチ作り教室などがありました。そのホールで昼食をとり、休憩ができるようになっています。
 COOPの方たちは、平和行進と合わた文化活動にも、力をいれているようです。
 今日の行進終点の笠岡市役所では、風船に「平和へのメッセージ」を書いて糸に付け、空に飛ばす「ピースバルーン2008」がありました。恒例行事です。バルーンが大空ではじけ、地球に落ち、それを拾った人は、「平和へのメッセージ」の返事を、笠岡市役所の労組へ送っていただく方法です。昨年の返事の1番遠い所は、和歌山県だったそうです。
 風船を飛ばした子どもの中に、特別な思い出になる小学生がありました。笠岡市の小学校5年生の5人です。今日の行進の金光支所から笠岡市役所の間、15q歩いの参加です。炎天下、相当に疲れた様子でしたが、風船を飛ばした瞬間、疲れも飛んでいったことでしょう。
 今日の行進参加者は、区間により40〜80人で15q歩きました。出発集会をした浅口市金光支所の支所長さんからは激励の挨拶を、行進で訪問した浅口市役所の市長さんと議長さん(副議長代行)からは激励の挨拶と募金とペナントを、里庄町の町長さんと議長さんからは激励の挨拶と募金とペナントを、行進が集結した笠岡市役所では議長さんから歓迎の挨拶を、各いただきました。