竹田昭彦日誌(#61)7月10日(木)
香川の「原爆死没者の碑」を訪ねる
高松市・川添郵便局の駐車場側で、軒下の日陰を借り休憩
 今日は、高松市と三木町の行進です。
 行進は、9時20分、高松平和病院の隣にある香川医療生活共同組合「COMCOM会館」前から出発しました。終了予定は、12時15分に三木町役場着です。行進前に、何q歩くのか聞かれましたが、即答できませんでした。歩く距離を、あまり気にしていません。1日、25q以上になりそうな場合は、前半にガンバらず、後半のスタミナを残すように考えます。今日の3時間の予定だと、休憩なしで12q、休憩ありで10q前後でしょうと、答えました。
 平和行進で歩くスピードは、時速4qです。変わる場合は、参加人数、年齢構成、信号数、交通渋滞、天気などと、指揮者の采配です。
若い人を先頭に讃岐街道を西へ平和 行進=高松市
 先頭の横断幕を、最初から持った若い女性たちは、最後まで繋ぎました。お疲れさまでした。みんなの1歩1歩で50周年、その力が、核兵器を使わせないできたのです。
 今日の結果は、終点の三木町役場へ着いたのが12時55分でした。延べ3時間35分、休憩40分(3回)で、距離は12qです。最後は、休憩なしで1時間15分歩いたから、蒸し暑い中、きつかった思います。私も、三木町役場は、「まだか、まだか」、「もう少し、もう少し」と、子と親の自問自答をしていました。
 私の歩いた距離の計算は、地図上や歩いたスピード感覚でしています。感覚の確認は、国道を歩いたときにストップウオッチで養っています。国道は、100m単位で距離表示をしてあるからです。なお、計算結果は、0.5q単位にしていますが、1日で歩いた距離が数qと短い場合は、4捨5入で切り捨てる0.4以下を0.5kmにしてありますから、若干多めです。
高松市・峰山公園にある「原爆死没者の碑」
 行進が終わって、午後3時に宿(国民宿舎栗林山荘)へ戻りました。
 時間に余裕ができたので、宿の近くの峰山公園にある香川の「原爆死没者の碑」を訪ねました。峰山公園は、栗林公園の背後にある紫雲山に連なる山中の公園です。宿から徒歩で約50分、曲がりくねった車道を上りました。箱根峠のようです。近道の山道もありましたが、一般的には、徒歩で行く公園でなさそうです。碑は、キャンプ場の奥にありました。
 これまで見てきた「原爆死没者の碑」は、自然石に文字を刻んだ碑でしたが、ここの碑は、男性が天へ向かって鳩を飛ばす銅像です。周囲の森とマッチし、未来を示す躍動感を覚えました。平和行進「四国→広島コース」の横断幕をそなえ、平和行進50周年を報告し、1日も早い核兵器の廃絶を誓いました。
 今日の行進参加者は、区間により16〜18人で12q歩きました。