竹田昭彦日誌(#50)6月29日(日)
愛媛から香川へ引き継ぐ
整列した愛媛県平和行進団の出発式=四国中央市・川之江市民会館
 今日は愛媛県から香川県へ引き継ぎ日です。雨降りの予報でしたが、朝は降らずの天気です。
 9時半、出発場所の四国中央市の川之江公民館へ着くと、顔見知りの方と次つぎにお会いしました。香川県へ引き継ぎ日なので、各団体の代表者が見えたのです。
 10時前に出発式がはじまり、誰となく整列した姿が印象的でした。これから、県境へ向かう気持の表れでしょうか。
愛媛県平和行進団が県境を超え香川県の観音寺市へ入る
 行進は、これまで愛媛最長の5.5qを、休みなく1時間35分歩き、県境を越えた直ぐ先の観音寺市「とよはま道の駅」前へ着しました。すると、雨が降り出したので、正午の引き継ぎ時間を待たず、集会を開きました。
 集会では、両県の代表者や被爆者の挨拶に続き、私も挨拶に立ちました。私は、2週間お世話になった愛媛の皆さんへお礼を述べ、これからお世話になる香川の皆さんによろしくお願いしました。そして、参加者総勢約110人が見守る中、無事にリレー横断旗を香川県へ引き継ぐことができました。愛媛では、県下の20市町を全て訪問しました。行進は、例年より雨降りが多かったそうですが、予定外の所も歩くことができて、よかったです。
 愛媛県は、高知県に次いで東西の距離が長いです。松山市の宿を拠点とした宣伝カーでの移動は、時間が長かったです。ガソリンを2日に1回入れていたようです。運転手さんは、毎日交代していました。運転手の皆さまには、たいへんお世話になりました。愛媛の霊場訪問は、26寺あるうち10寺と、番外1寺を訪ねることができました。
愛媛県から引き継いだ香川県の平和行進=観音寺市・豊浜
 香川の行進は、200q歩くそうです。今日は引き継ぎ後の12時15分から、夕方の4時まで歩きました。雨が降ったり、陽が照ったり、不安定な天気でした。蒸し暑く、汗でTシャツがはじめて濡れました。
 終了後、急いで第68番神恵院と、第69番観音寺を訪問しました。山門の表札には、「四国第六十八・六十九霊場」と書かれています。すなわち、第69番観音寺の境内に第68番神恵院が置かれています。明治初頭の神仏分離で、他から移設したそうです。四国八十八ヶ所で、唯一の1寺2霊場です。住職さんは、2寺を兼任しています。納経所も、一つになっていました。住職さんとお会いでき、2寺の「非核日本宣言」への賛同署名をいただきました。住職さんは、地元の9条の会に賛同しています。夜は、地元の方たちから夕食歓迎会を開いていただきました。
 今日の四国中央市行進の参加は50人前後で、5.5q歩きました。
 これまで、愛媛県で私が歩いた行進距離の合計は、51qです。香川県側は、観音市内を区間により35〜50人で11q歩きました。