竹田昭彦日誌(#49)6月28日(土)
新居浜市で署名行動
高齢のマラソンランナー鈴木金作さん(右)=新居浜市・共同病院
 今日は行進がなく、新居浜市の商店街で署名行動です。
 署名行動へ行く前、車の乗換えで新居浜の共同病院に寄りました。そのとき、偶然にも、新居浜市在住の鈴木金作さんとお会いしました。鈴木さんは82歳で、フルマラソン(42.195q)を走っており、年齢別全国ランキング1位です。80歳代でフルマラソンを走る人は、全国でも少ないです。このことを私は知っており、お会いしたいと思っていました。昨日の平和行進に参加したそうですが、面識がなく、分からなかったのです。お話を聞きますと、鈴木さんは戦争体験者で、中国へ出兵し、戦後はシベリアのイルクーツクに抑留されたそうです。帰国は1948年(昭23)です。 しばし、マラソン談義に花が咲きました。私は、100歳でフルマラソンを走る夢の夢をもっていますが、果たして、鈴木さんの年齢まで生きられるでしょうか。
 なお、世界中で100歳になってフルマラソンを走った人は、未だいません。
新居浜市での署名活動=新居浜スパー「GRAND」前
 署名行動は、午後の1時半から新居浜スパー「GRAND」前でした。行き交う人に署名をお願いしていると、4人の小学生が「何しているの」と、寄ってきました。「お母さんは?」と聞くと、一緒に来ておらず、遊んでいたのです。原爆が広島に落とされたことや、国連のことも知っていました。1人の小学生のお婆ちゃんが広島生まれで、原爆の話しを聞いたそうです。住所の漢字が分からないと言う低学年の子も、ひらがなで書きました。今日は、小学生たちから激励されました。子どもたちの原爆をなくす願いを、1日も早く達成しなければなりません。
 署名をはじめたときに降っていた雨も、途中で止み、11人参加の1時間で71筆の署名をいただました。
イギリスのCNDから寄贈された連帯旗を披露=6月25日、今治市役所
 イギリスの平和団体「核軍縮運動」(CND)から寄贈された、平和行進への連帯旗の説明を時どきしています。核兵器をなくす運動の平和行進は、イギリスでも50周年、日本でも50周年です。
 連帯旗は、私も参加したイギリス派遣日本平和行進団が、3月23日にイギリスで寄贈を受けたものです。連帯旗は、イギリスを20q行進し、そして「四国→広島コース」を行進しています。50周年記念2008年国民平和大行進は、イギリスから出発した国際連帯の大行進です。