竹田昭彦日誌(#23)6月02日(月)
揃いの赤いハッピで行進 土佐市
土佐市役所の「非核平和都市宣言」塔
 今日は、高知市役所と土佐市役所の訪問と、土佐市内の行進です。
 高知市役所訪問では、議長さんと副議長さんにお会いしました。議長さんは、「今の時代、(国内の原水爆禁止)運動を統一しないとだめだ」と、力説されました。原水爆禁止運動が大きく盛り上がった1960年代に、驚いた米国の切り崩しとあいまって、原水協にまとまっていた団体が離脱したのです。その回復を願っていました。そして、平和行進を最初にはじめた、高知県出身の西本あつしさんをご存知でした。西本さんは、学校の教員をしていたそうです。そのような話しの中で、募金とペナントをいただきました。
 土佐市役所訪問でも、議長さんにお会いしました。戦争の悲惨さと遺族のことが話しになりました。土佐市は、県内でも戦没者が多いそうです。それは、多くの漁船が軍隊に徴用され、攻撃を受け、沈没したからです。土佐市役所に立てられた「非核平和都市宣言」塔は、大きくてよく見えました。
揃いのハッピで土佐市を平和行進
 土佐市の行進は、午後6時から出発集会が開かれ、行進は6時20分からでした。小雨が降っていたので、夕闇せまる行進になりました。それでも、全員が揃いの赤いハッピを着ていたので、目だったようです。行進が商店街を通ると、店の人が出てきて、激励をいただきました。赤いハッピは、100円ショップで買ったそうで、3年前から着用しています。安い費用で目立、お祭り風でした。
揃いのハッピの背に「反核」「まもろう憲法9条」の訴え
 八十八ヶ所平和遍路の方は、市役所を訪ねる移動時間を利用し、第34番種間寺、第35番清滝寺、第36番青龍寺を巡りました。3寺とも住職さんが不在でした。署名は、納経所の方に住職さんへ伝えていただくようお願いしました。後日、地元の行進実行委員会の人が、伺うことになりました。
 横綱の朝青龍は、第36番青龍寺から名を付けたそうです。青龍寺の近くに、朝青龍の出身高校があります。
 ある納経所で、納経帳に記帳する筆使いを聞きますと、お寺ごとの型はないないそうです。書く人の筆使いで、よいとのことでした。その方は、別のお寺の師弟で、手伝っているとのことでした。そして、お兄さんも別のお寺で手伝っていると話します。修行ではないそうで、アルバイトのようです。両寺で書いてもらった兄弟の筆使を見比べると、全然違っていました。
 今日の参加者は約30人で、2.5q歩きました。
 土佐市公民館前の行進出発集会では、土佐市長さんからメッセージをいただきました。高知市の議長さんと副議長さんからは、募金とペナントをいただきました。土佐市の市長部局の方と議長さんからペナントをいただきました。