竹田昭彦日誌(#94)8月07日(火)


〈無事到着を喜んでいただき、感謝もうし上げます〉

長崎市の商店街を行進=左端が竹田、右端が北海道→東京コース通し行進者浅田健司さん
 今日は、原水爆禁止2007年世界大会の長崎・開会総会の日です。
 平和行進が、昨日で終わったためか、開会総会が午後3時半から開かれるためか、朝の目覚めが6時でした。東京を出発してからは、6時まで寝たことはなく、いつも4時前後に目が覚め、直ぐ起きて、日誌を仕上げていました。
 今朝は、時間的に余裕があり、朝に出勤(出発)する緊張感もなくなりました。そのことを、身体も分かったのでしょう。
 東京から広島への91日間、緊張感が切れず、身体に異常が起きなかったことを、不思議に思います。人間の身体は、いろいろな厳しい条件にも、適応能力があるようです。
世界大会・長崎開会総会で報告する竹田=長崎市民会館体育館・文化ホール
 ただし、意識していたことは、全行程のペース配分です。そうは言っても、コースを試歩していません。どこにアップ・ダウンがあるのか、「心臓破りの丘」があるのか分かりません。
 いずれにしても、毎日、毎日、大きな負荷をかけないことです。寝不足、深酒、過労働などには、「頑張らない」ことです。眠くなったら寝るようにしていました。もし、翌朝、正常に起きられなかったら、そこでリタイアもある覚悟をして、毎日が不安との「戦い」でもありました。
 今日の開会総会前には、青年、通し行進者など約50人で、長崎市の商店街を1qほど行進して、開会総会場の長崎市民会館へ着きました。そして、会館の外で、「韓国平和紀行団」と合流し、総会場へ入り、出席者の拍手に迎えられて壇上に立ち、総会が始まる演出でした。
 総会では、平和行進の報告をするプログラムがあり、私も発言する機会をいただきました。
 総会場では、行進中にお世話いただいた方々や、ご一緒に歩いた方々とお会いすることができました。皆さんから、無事の到着を喜んでいただきました。その町、そのときの行進が、2、3日前のことだったように思いだされました。感謝もうし上げます。