竹田昭彦日誌(#42)6月16日(土)


〈岐阜県から滋賀県へ引継ぐ〉

不破・9条の会の「憲法9条を守ろう」のピンク旗
 今日の行進は、岐阜県側が大垣市、垂井町、関ヶ原町です。午後2時半過ぎには、岐阜県から滋賀県へ引継ぎ、滋賀県側が米原市、長浜市です。
 今日は、晴天でしたが、風が強かったです。橋や建物のない所では、急に強い風が吹くので、何人かが帽子を飛ばされました。私は、用心して脱ぎました。
 今日の行進が、大垣市から垂井町に入ると、ピンク色の布地に「憲法9条を守ろう」と白抜きした旗を数本立てて、行進へ参加した人がいました。不破郡(垂井町、関ヶ原町)の「不破・9条の会」人たちです。ピンク色は、たいへん目立ちます。数100m先からでも、判別できます。私の所属するマラソンクラブも、帽子とランニングシャツ・ランニングパンツがピンク色です。なぜ、ピンク色の旗にしたのか聞きますと、目立つからだと言っていました。関ヶ原の合戦と関係あるのかも知れません。
 垂井町役場では、町長さんと議長さんから激励の挨拶をいただきました。町長さんの激励は、たいへんユニークなお話でした。平和行進は、「楽しみながら行うべし」との主旨です。私は、我が意を得たりと思い、お礼の挨拶をしました。私は、「垂井町を行進して、ピンクの9条の旗を見たとき、この町には楽しいことがありそうだ、と予感しました。町長さんのお話を聞いて町の様子が分かりました。これまで、どの町を歩いても、わくわくする楽しいことがありました。肩に力が入りっぱなしでは、重くなり、90日間歩けません。楽しみながら歩いています。楽しむ心は、平和を求める心と同じです」と、話しました。その後の足取りが、軽くなりました。
「これより中山道」の案内標示を左に見て、関ヶ原の合戦場へ向かう
=関ヶ原宿野上
 岐阜県から滋賀県への引継ぎ式は、関ヶ原町の関ヶ原中央公民館内で行われました。リレー横断幕やリレー団体旗の引継ぎセレモニーはなく、挨拶と報告形式の集会でした。
 ここで、愛知県内通し行進者の田中詔子さんと渡辺由里さんにお会いしました。ここで再会できるとは、握る手に力が入りました。
 今日の岐阜県の行進参加者は、区間により60〜80人でした。歩いた距離は16qです。
 私が岐阜県内を歩いた距離の合計は、81.2qです。東京から今日(岐阜県)までの総計は、617.7qになりました。
 滋賀県の行進は、区間により20〜30人でした。歩いた距離は4qです。