竹田昭彦日誌(#38)6月12日(火)


〈初めての午前休暇、一息つく〉

古い家並みを行進
=郡上市八幡町
 今日の行進は、郡上市八幡町です。
 東京を出てから37日が過ぎました。38日目の今日は、午前中の行進がありません。ホッと一息つきました。愛知県の行進は、名古屋市鶴舞の同じ宿に10泊だったので、朝の7時台の「出勤?」でした。そのこともあったので、午前休暇は余裕でした。それでも、10時半には宿を出て、郡上市役所へ行きました。
 東京を出発してから、神奈川で12日間、静岡で12日間、愛知で11日間、がんばると、愛知でバテル意味を実感します。
 フルマラソンで例えると、上り坂のコースで、15q地点を通過したところです。ここをハイペースの生活で突っ込むと、オーバーペースになり、息が上がってしまいます。
お寺の掲示板に貼られた「守りたい憲法九条」のポスター
=郡上市八幡町、長敬寺
 郡上市八幡町の行進は、長良川の支流吉田川に沿った、町の中心街です。郡上市役所(旧八幡町役場)から出発して、吉田川の両側の古い町並みを巡り、郡上八幡駅までの観光コースです。
 八幡町は、「郡上踊り」で有名です。とくに盂蘭盆会(うらぼんえ)の8月13日から16日までの4日間は徹夜踊りとなり、雨が降っても朝までお囃子が鳴り続くそうです。そして、見物客より踊り手がだんぜん多い、参加型の踊りが特徴です。
 「郡上踊り」の主会場となる商店街の行進では、多くの店舗から店の人が出てこられ、手を振られたり、声援をもらいました。都会の商店街とは違った人情味を感じました。また、お寺の前を通ったとき、お寺の掲示板に「守りたい憲法九条」のポスターが貼ってあり、行進者たちから「おー」の声が上がりました。
 午前の市役所訪問では、市長さんと議長さんにお会いしました。市長さんも、一緒に行った原水協の人も、私と同じ1940年生まれで、話題が進みました。市長さんは即決で募金され、ありがたくいただきました。
 今日の行進参加者は約70人で、6q歩きました。沿道募金は16,000余円です。