竹田昭彦日誌(13)6月30日(木)

〈平和行進の七つ道具〉

 朝、8時発のフェリーで、鹿児島市平和行進事務局長の平良さんと、宣伝カーと、竹田で、鹿児島市から錦江湾対岸の垂水市へ渡りました。
 9時過ぎから市役所前で出発式を開き、大隅半島の平和行進がスタートしました。海岸線にそった国道220号線を南下し、鹿屋市へ向かいました。行進団は、途中からも参加者が増え、約10名になりました。朝の太陽に先頭の横断幕が映え、対向車のドライバーさんから多く手が振られました。大型車からもよく手が振られ、嬉しくなりました。
 沿道には、20リットル入りの水を700円で売る店が数軒派手にありました。ボーリングで地下1000mから出てきた温泉で造った水です。体に良いそうです。地元の参加者の話しによると、今、人気があり売れているといいます。500ccのペットボトルで、50円のを買って飲んだが、特別な味はしませんでした。私は、横浜市水道局に30年間勤務していたので、水には関心があります。横浜の水道は、日本の近代水道の発祥地です。
 鹿屋市には、航空自衛隊の基地がありました。知覧とともに特攻隊の基地だった所です。ここに、米軍輸送機の基地を沖縄から移転させようと狙っています。基地のたらい回しです。
国公労連(全法務)の平和行進七つ道具

 平和行進には、いつも国公労連の人たちが参加しています。その日の行進が終わると、宣伝カーに組合名が書かれた桃太郎旗とカバン(又はリュックサック)が積まれます。カバンに何が入っているのだろうと、見せてもらいました。本邦初公開かも知れません。腕章、ノート・ファイル、カメラ、ペン、雨合羽など、いわゆる「平和行進七つ道具」です。