竹田昭彦日誌(07)6月24日(金)

〈毎日人気の壁新聞「平和大行進タイムス」〉

 今朝のスタート地点は、豊見城市にある沖縄共同病院前でした。ここへは、2000年8月の時に訪問したことがあり、懐かしく思いました。「第8回沖縄市ピースラン2000」に参加するため、この病院のマラソン愛好者たちにお世話になったからです。 あの時は、糸満市摩文仁の平和の礎から、太平洋側を北上し、沖縄市の平和モニュメント迄(約60km)リレーして走りました。本土からの参加者は初めてだったようで、歓迎されました。このイベントは、沖縄市役所が8月の平和活動として、自主的な市民団体の平和運動を推進している一つです。
沖縄航空支部発行の「平和大行進タイムス」=24日版

 沖縄の平和行進で、参加者に毎日人気のあるのが、全運輸労組沖縄航空支部発行の「平和大行進タイムス」です(写真)。模造紙サイズの壁新聞で、毎日発行されて宣伝カーに張られます。カラー写真を中心にした編集で、行進コースや、その日の話題のコラムなどもあり、毎日の行進の表情を生き生きと伝え、笑いと安らぎを誘う巧みな出来映えです。出発前や休憩時間になると、入り替わり立ち替わり見られています。歴史は10年以上あるそうです。全運輸労組は、毎日の行進へ数10人規模で参加しています。その上、青年の県内通し行進者を3人も出している素晴らしい労組です。仕事を通して沖縄の日本の陸・海・空が、米軍に支配された屈辱の怒りが行動になっているのだと、私は思いました。
 通し行進団(10人)のニュース「ゆいまーる」も、毎日発行しています。パソコンとプリンターを宿に持ち込み、5人の青年が疲れた心身に「ムチ打ち」、夜遅くまで「激論・奮闘」しています。頭が下がります。全国の幹線コースの通し行進団で、ニュースを毎日発行しているのは、沖縄コースだけだと思います。
 今日の行進は、沖縄共同病院前からスタートし、一部那覇市に入り、糸満街道を南上して糸満市庁舎迄でした。参加者は、終始100名〜80名でした。1か所の署名行動で、署名206筆をいただきました。行進距離は13.0kmでした。予報された雨は、降りそうで降らず、良かったです。