第11回 鉄原DMZマラソンを走る (2)

竹田 昭彦
“戦争のない世界”香港スポーツ誌に掲載
香港のスポーツ誌が「戦争のない世界」をアピールした佐藤好行さん(左)と筆者の写真を表紙に掲載
 DMZマラソンを取材していた、香港の雑誌社からスポーツ誌が届きました。
 表紙や文中に、「戦争のない世界」旗を掲げた佐藤好行さんと筆者の写真が掲載してありました。
 韓半島が、38度線で韓国と北朝鮮に二分され、中国も中華人民共和国と
中華民国(台湾)に二分され、鉄原のDMZマラソンに感心が高かったのでしょう。
 同誌212ページのうち、19ページ分(P51〜72)を「韓國DMZ和平馬拉松」で特集しています。
 特集では、DMZマラソンを中心に「国境」をめぐる韓国市民の思いや、他の場所の「国境」をめぐる写真や記事など、多彩に取り上げています。
 写真撮影をされたのは32q過ぎで、交通規制解除後でした。20q前後の民統線(民間統制線)内の撮影は、難しいかったのかも知れません。
 ゴールすると、先ほどのカメラマンと記者が待っていました。インタビューされた佐藤さんは、「戦争のない世界」の旗を掲げて走った主旨を話しました。その記事も、掲載されました。
 私たちは、1時間早くタートし、7時間近くかかってゴールしたので、早く走れなくなった反面、「戦争のない世界」を長時間アピールできたと思います。
 レース中には、追い越された女性のトップのランナーからも、声をかけられ、ビックリするほどでした。
 2003年にソウルマラソンを走ったとき、韓国のランナーから、私が日本人と分かる、それまでにない多くの声をかけられました。前年のサッカー・ワールドカップを、日韓共同開催した成功により、連帯の気持が劇的に変化したからです。
 そのときも、スポーツが「平和な世界へ」果たす力の大きさを実感しました。
 いつの日か、韓国と北朝鮮のランナーが、38度線を通って一緒に走れる日がくると信じています。
http://dmzrun.kr/
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