普州城

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韓国ピース・ツアー()
① 普州城見学

韓国の訪問都市=2018/10/03~07
晋州拱北門=2018/10/03、晋州市
祭り衣装でポーズする姉妹
=2018/10/03、晋州市・晋州城
酒宴の張りぼて=2018/10/03、晋州市・晋州城
車窓から見た南江の川面の張りぼて(左が晋州城)=2018/10/03、晋州市・南江
 2018年10月3~7日、韓国ピース・ツアー(韓国・南部秋の旅、ユーラスツアーズ主催)に参加しました。
 訪問した都市は、晋州(チンジュ)市、金堤(キムシェ)市、南原(ナムオン)市、釜山(プサン)市です。

 3日、成田から空路で午後1時過ぎ釜山へ着き、専用バスで晋州市の晋州城に行きました。
 着いてみると、10月1日から14まで「晋州南江流灯祭り」でした。
 祭りは、晋州城と側を流れる南江(ナムガン)を主会場に「水・火・光 そして私たちの願い」をテーマに開催していました。
 祭りの由来は、豊臣秀吉が朝鮮を侵略した文禄の役(壬辰の乱)の晋州城戦闘から始まったそうです。
 晋州城の戦闘は、2度に渡って行われました。
 1度目は、1592年10月4から10日で、豊臣軍2万人に対して守城軍3800余名で闘い、守城軍が勝ちました。
 2度目は、翌年6月21から29日で、豊臣軍10万人に攻められ、落城・全焼しました。朝鮮側は、兵士2万人と農民など5万人が死に、全滅しました。
 その戦争で亡くなった兵士や農民などの魂を慰霊しようと流灯祭りが始まり、現在、韓国でも有名な祭りになっていました。
 再建した城内を見学すると、全体が祭り風景で、当時の戦闘や日常生活風景、動物などの張りぼてが飾ってありました。
 南江には、人道用の浮き橋が5か所も架けられ、川面に様々な物語などの場面の張りぼてが浮かんでいました。
 そして、両川岸には屋台などのテントが、延べ数百メートルも並んでいました。
 夜祭りが中心で、飾り灯籠や、張りぼてなどの点灯は、日没の6時から深夜の1時迄でした。
 浮き橋から見る夜景は、幻想的で別世界のようだと思います。
 2週間続く祭りは、配布されている冊子のプログラムを見ると、日替わりの時系列で多彩なイベントが組まれていました。
 灯籠流し、張りぼてのコンテスト、花火大会等々、盛りたくさんです。日本語のプログラムも、用意されてありました。
 毎日見ても、飽きないようです。
 私たちの見学は、城内だけを午後4時から5時迄でした。残念ながら、別世界のような夜景を見ることができませんでした。
 それでも城内は、見学の人々で賑わい、私たちの同行者が迷子になるほどでした。
 私たちのツアーは、豊臣秀吉が朝鮮を攻めた爪痕を見るのが主だったので、お祭りの情報を知らなかったのです。
 なお、祭りの期間は城内の入城料(2000ウォン)が無料でした。

 移動中に車中から見た田園風景は、稲穂が黄金色に広がり、刈り入れ前でした。
 祭りが終わると、一斉に稲刈りが始まるでしょう。
 晋州城を後に、バスは更に西へ進み、宿泊地は金堤市北側の群山(クンサン)市でした。

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