竹田昭彦・日誌(#03)・7月06日(木)    
廿日市市役所 訪問
市長副議長市職労から激励

廿日市市の市長(右から2人目)、副議長(同3人目)、市職労委員長(左から2人目)からペナントを託される=2017/7/06、廿日市市役所
飛び入り参加のイングランド人(右)
2017/7/06
踏切で電車に手を振る行進者
=
2017/7/06
 今日は、廿日市市の市役所訪問と行進です。
 天気は、曇りで、雨が降りそうで、降らなかったです。
 10時、廿日市市役所で歓迎集会が開かれ、眞野勝弘市長、堀田憲幸副議長、市職労組委員長から、ペナントと賛助金が寄せられ、激励の挨拶をい頂きました。市長は、いま国連で開かれている核兵器禁止条約制定会議に、日本政府が欠席していることは「被爆者に失望を与えた」と話されました。
 廿日市市議会では、3月14日に『核兵器禁止条約の「早期締結」を求める意見書』を議決して、政府へ送っています。
 集会終了後、市長にお礼の挨拶をしますと、「昨年も来ましたね」と、私の訪問を覚えておられました。
 行進へ移ると、庁舎正面広場の先端まで出て、見送っていただきました。
 廿日市市は、広島から逃れてきた被爆者の多くが息絶え、亡くなっています。市は、現在、原子爆弾投下直後に降った黒い雨により、今も健康に不安を抱える人に対し、保健師や医師、臨床心理士が相談に応じています。 
 行進がすすみ、昼休み場所の広電「宮島口駅」の手前から、リックを背負った外国人が飛び入り参加しました。イングランド人で、愛媛県の松山市から徒歩で旅行しており、九州へ行くといいます。行進が、長崎まで行く日程を話しますと、関心を示しました。
 そして、午後の出発時間を伝えますと、出発場所に来ておりました。「NO WAR」と書いた、のぼり旗を渡しますと、持って歩かれました。
 20分ほどした所で、止められました。平和の訴えは、国境がありません。
 午後の行進では、宣伝カーの運転手が交替し、アナウンサーも不在でした。
 録音装置の操作がスムースにまわらず、スピーカーの音声が、長時間流れませんでした。
 そこで、番外に通し行進者の嶋田さんがアナウンサーをされました。日頃の活動で、アナウンスに慣れておられ、行進者もリズムに乗りました。
 嶋田さんは、職場の演劇サークルに籍を置いてこともあったそうです。多才な人で、今後の行進が楽しみです。
 ジェファンさんは、物覚えが早く、ピース・コールの日本語を発声しています。昨日紹介した、行進者が「イケン! イケン!」と言う場面や、「核兵器をなくしましょう」とアナウンスに連呼する場合の使い分けも、間違いません。私は、時々間違い、ジェファンさんにリードされています。
 今日、歩いた地域は、JR山陽本線と広電宮島線が通っており、踏切を6回も渡りました。そして、線路沿いを通ることが多かったです。宮島線は、3分に1本ぐらい、上りか、下りが通りました。電車が通るたびに、手を振ってアピールしました。相当に、目立ったと思います。
 今日の歩いた距離は、20人前後で12.7㎞です。昨日の沿道募金は、15,700円でした。

 
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