竹田昭彦・日誌(#04)・5月10日(水)    
相模原・座間の基地めぐり
米軍基地撤去をアピール

米国陸軍キャンプ座間のゲート前で “基地を撤去” を訴える平和行進団=2017/5/10、座間市
小雨の中、被爆者を先頭に進む
=2017/5/10、相模原市
座間市長からのペナントを託される。中央がケイラ・ウォーリーさん=2017/5/20、座間市役所
アピール賞に輝いた縫い合わせの幕
=2017/5/10、座間市役所・歓迎集会
 今日は、2コースあり、私はAコースの相模原市、座間市の行進です。
 天気は、朝から小雨が降ったり、止んだりの曇天でした。
 9時、相模原市のJR橫浜線相模原駅の2階広場で、出発集会が開かれました。
 地元、相模原市実行委員会を代表して挨拶したのは、神奈川北央医療生協理事の菅沼二十生さんでした。組合員の参加も多くありました。

 私の行進参加推薦の医療生協かながわと同じ法人で、たいへん心強く思いました。
 9時35分、小雨のなか行進がスタートしました。
 小雨といっても、霧雨だったので、私はカッパを着ずに歩きました。
 相模原駅の北側は、橫浜線沿いに、広大な土地が米国陸軍相模原総合補給廠です。
 なぜ、こんな良い場所に、と考えました。日本は、本当に独立国なのでしょうか。普通の疑問です。
 米軍の東京横田基地、神奈川の横須賀や厚木基地など、含めて考えると、首の根っこを米軍に押さえられ、安倍首相が「米国ファスト」となるのでしょうか・・・。
 10時30分、相模原市役所で歓迎集会が開かれ、市長メッセージを担当課長から披露され、ペナントを託されました。
 ペナントは、ポールに結ばれ、長崎の原水爆禁止世界大会へ届けられます。
 その後、行進へ移り、相模原市の淵野辺駅前で、同市の行進が終了しました。
 そして、県内通し行進者は、電車で乗り継ぎ座間市へ行きました。
 午後1時45分、座間市の小田急駅前で出発集会を開き、行進へ移りました。
 座間市にも米国陸軍キャンプ座間があり、陸軍の施設管理本部が置かれています。
 キャンプ座間は、相模原市とも跨がっています。
 行進団は、基地のゲート前で「米軍基地」撤去などのシュプレ・ヒコールをしました。
 午後3時30分、座間市所で歓迎集会が開かれ、市長、議長からのメッセージを代理の幹部から披露され、ペナントを託されました。そして、市職組からの激励金を頂きました。
 この集会の司会者は、神奈川北央医療生協の役員で、医療生協の活躍が目立ちました。
 今日のアピールコンテストでは、新婦人相模原支部の幕が目立ち、入選しました。
 各班が、縦40㎝横50㎝ほどの黄色い布に、核兵器廃絶へのメッセージを、思い思いに書いて、35枚(班)つなぎ合わせたものです(写真下段)。
 今日も、沿道の人や各戸のポストに、国際被爆者署名のチラシを配布しました。沿道のほとんどの人から、受け取ってもらいました。相模原市も座間市も、米軍基地をかかえた自治体なので、チラシを渡しながら、対話が弾みました。多くの説明なしで、核兵器禁止条約の交渉開始を、受けとめられました。
 今日の歩いた距離は、区間により130~150~80人で9.2㎞です。

 
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