竹田昭彦日誌(#62)8月05日(月)
〈 長崎を行進 〉
 長崎県の諫早市と長崎市の行進です。
 8時23分、新幹線の広島駅から、さくら543号に乗り、長崎へ向かいます。
 博多駅で特急かもめ13号へ乗り換え、諫早駅で快速へ乗り換え、11時40分過ぎ(雨天で5分遅れる)喜々津(ききつ)駅へ着きました。
 目指す、長崎県諫早市役所の多良見(たらみ)支所は、喜々津駅から見える3分の所です。
 12時30分、多良見支所(旧多良見町役場)で、午後の出発集会が開かれ、そこから長崎の行進に参加しました。  
広島平和記念公園でマラヤ・ファブロスさん(左)と筆者=2013/8/4
 昨日、広島平和記念公園の終結集会へ、元気な姿を見せたマラヤ・ファブロスさんとパチリです。
 広島でお会いでき、たいへん嬉しいです。
長崎市を行進する「沖縄→長崎コース」通し行進者の五十嵐成臣さん(左から2人目)
 「沖縄→長崎コース」通し行進者の五十嵐成臣さん、「広島→長崎コース」通し行進者の横井霞さんとお会いし、一緒に歩くことができました。
 五十嵐さんとは、1昨年も、多良見支所から一緒に歩いた思い出のコースです。
 このコースは、世界大会のメーン会場が長崎になる年で、広島で行進が終わり、長崎も行進したい人にお薦めです。
 午後3時45分、長崎市の日見公園に到着し、今日の行進が終わりました。
 行進参加者は50人前後で、10q余歩きました。午前を含めた延べ参加者は、70人と発表されました。
 今日、歩いたコースの距離は、日程表で10qと書いてありますが、163分歩き14,899歩でしたので、11qくらいあると思います。携帯電話のGPS測定は12.7qで、プラス誤差が多すぎ採用できません。
 距離にこだわるのは、マラソンを趣味としている性からです。
≪ シュプレヒコール考 ≫   
   これまで、シュプレヒコールの活用や表現方法については、沿道の人たちに与える影響を観察して、提言もしてきました。
 今年の平和行進中央実行委員会総会(2013年2月8日)では、前年の総括文書に『シュプレヒコールは行進の意気を高めますが、「命令調」の語尾に力の入ったシュプレヒコールは、沿道の人たちから耳をふさがれるなど、イヤがられた体験を何回もしました。シュプレヒコールを活用する場合は、目的の検討と工夫が必要です。という意見もよせられています』とあります。

 これは、2012年9月5日、日本原水協の事務所で、今年の全国通し行進者の米山幸子さん、渡邉昌郎さん 山口逸郎さん、五十嵐成臣さん、竹田昭彦と、平和行進中央実行委員会事務局の安井和正さん、佐竹康行さんとの会合で話し合われた事項の中で提起したものです(2018年9月、追記)

 それを受けての工夫が、当日誌の5月6日号(takeda-a.net/13-5-06 )で紹介した「2113年ピースコール(案)」です。
 その案を、「富山→広島コース」の幾つかの地域で試行されました。
 まとめてみますと
 @ 音頭をとるアナウンサーが、ぶっつけ本番のところは、1回か、2回やってみて調子がとれず、止めてしまうところが多かったです。その中で、「命令調」のシュプレヒコールに切り替えたところもありました。
 A これまで、シュプレヒコールをしてこなかった地域でも、今回取り組み「今でしょう?」コールや、「いいね!」コールを繰り返し、行進者の笑いも誘いながら、調子が上がったところもありました。
 B ピースコールの原稿が「○○を守りマショウ」となっているのを、何回か連呼するうち、「○○を守レー!」の「命令調」に替えるところもありました。
 C いずれにしても、シュプレヒコールを耳にする沿道の皆さんに、違和感を与えず、受け入れられるコールにするには、アピールする趣旨の話し合いと工夫に、時間をかけた取り組みが必要と思いました。
 また、中央実行委員会作成のカセットテープやCDの音楽も、昨年から中身が「今風」にかわり、賛否両論が聞かれました。テープやCDにかわり、小型化した多機能のIT機器(ITレコーダー)も普及してきました。
 時代の変化とともに、平和行進を演出する工夫の発展が、求められていると考えています。