竹田昭彦日誌(#49)6月26日(火)
東京→広島コース
〈 京都から奈良へ引継 〉
 「東京→広島コース」が京都府から奈良県へ引き継ぎます。
 そして、「和歌山→広島コース」が合流し、広島へ向かいます。
 朝から晴天で、暑い一日となりました。 
「東京→広島コース」が奈良県奈良市の般若寺に到着
 12時40分、京都府からの行進が般若寺に到着しました。私は12時前に着いていたので、到着の写真を撮ろうと、般若寺入り口で待っていました。夢中でファインダーをのぞきシャッターを押していると、何人からか「竹田さーん」と声がかかりました。私を知っている方がおるようで嬉しいが、応える余裕がなく、失礼しました。後で、どなたか分かり、再会を喜びました。
 直ちに、般若寺の駐車場で引き継ぎ集会が開かれ、京都の行進団を代表して挨拶した京都府原水協の小杉事務局長さんは、「京都の行進5日間で延べ1750人が参加した」と、昨年に勝る成果を報告しました。
 「東京→広島コース」通し行進者の山口さんと渡邉さんは、これまで行進してきた思いを話しました。山口さんが、ここまで歩けた「黄金の足」に感謝する涙声に、会場は静まり、大きな拍手がおくられました。
歓迎の挨拶をする般若寺の工藤良仁住職
 歓迎の挨拶をされた般若寺の工藤良仁住職さんは、23年前に般若寺境内に「原爆の火」を灯した経過を話されました。
  (参照  \12-6-23 )
 午後1時35分、奈良県の行進が般若寺を出発し、県庁を訪問、知事さんからのメッセージが披露(代読)され、ペナントを頂きました。
 その後、奈良市役所へ向かうと、山口さんの呼びかけで、小学6年生の男子3人が行進する場面がありました。子どもたちは率直で、原爆と戦争に反対する大人たちの訴えが分かったようです。
通し行進者(左から)「東京→広島コース」の渡邉さん、山口さん、「全印総連リレー・奈良県コース」の浅野さん、「和歌山→広島コース」の筆者(撮影 福良明子)=JR奈良駅前
 広島までの通し行進者が3人となり、心強くなりました。集会での挨拶など、交替でするようになるでしょうから、精神的な負担が和らぎます。
 しかし、行進は強行軍です。休日がありません。梅雨と、その後の炎天下、切れ目なく「歩け・歩け」になるでしょう。マラソンに例えれば、30q過ぎの勝負です。
今日の行進は、奈良市を約100人で5.6q歩きました。