竹田昭彦日誌(#09)5月14日(月)
〈 本州最南端 串本町を行進 〉
 串本町の行進です。
 串本町は、東牟婁地区なので、昨日の西牟婁地区の行進から、いったん戻る日程になりました。
 私の宿は、新宮市に8日から10日まで3泊、田辺市に11日から16日まで6泊です。宿から、車で行進場所への行き帰りに時間のかかる例が多いです。今日は片道約80キロ、往復3時間でした。
 しかし、主に南紀の国道42号線を通るので、リアス式海岸線の景色が素晴らしいです。漁港が集落毎にあり、鮮魚が安く、旨いのを納得。刺身を食べ過ぎたようで、一昨日は一過性の腹痛に襲われました。一瞬、ダメかと、電気が走りました。
本州最南端の串本町潮岬
 串本町は、本州の最南端の町です。宿から串本町役場へ向かう途中、立ち寄り太平洋を眺めました。
 潮岬は台風の通り道で、気象予報ポイントにもなっています。
串本町役場の出発集会でギターの伴奏で「青い空は」を合唱
 和歌山の行進では、出発集会の終わりに必ず「青い空は」を合唱します。今回は、楽器(ギター)の伴奏が初めてあり、音痴の私も歌いやすかったです。出発前の歌声で、士気が高まりました。
串本町を平和行進
   午後5時45分、行進のスタートです。
 行進を安全に誘導するおまわりさんは、赤信号でも行進を進めさせ、あるいは対向車を5、60b前方で止め、行進団後方の渋滞車を対向車線に誘導し、通行させていました。この方法は、行進後方の渋滞車を防ぎ、行進も止めずに進める上手いやり方です。3人のおまわりさんで仕切っていたので、相当ベテランのようでした。
 串本駅横の商店街を通ると、多くの店の方から手が振られました。地元の行進実行委員会では、3大新聞に行進案内チラシを入れたそうです。
 そういえば、4時に役場に着いたとき、「通し行進者」のタスキを掛けていたら、役場から出て来た婦人から、「何があるんですか」と聞かれました。「原爆反対の平和行進です」と返事しますと、「ああ、チラシを見ました」と話されました。そのとき、経緯が分からなかったですが、広く町民知らせる取り組みの反映だと知りました。
 そのような取り組みもあったからでしょう。沿道募金は15,256円いただき、8日のスタート以来の最高でした。
 今日の集会参加者は50人で、歩いた距離は役場を発着点に1.7qです。