竹田昭彦日誌(#06)5月11日(金)
〈 原発誘致を断った 和歌山 〉
 太地町の行進です。
 太地町といえば、クジラの町です。
 「太地くじら浜公園」へ行き、クジラの曲芸を見学しました。2回転ジャンプには、ビックリしました。
 イルカならありそうですが、クジラもフィギュアスケートの選手のように、回転しながら天に舞うのでず。拍手!
太地町の出発集会で原発を断った話をする三原勝利町議会議長
 午後5時15分、太地町役場前で出発集会が開かれ、町長さんのメッセージが披露され(副町長代読)、続いて町議会の三原勝利議長さんから激励の挨拶をいただきました。
 議長さんは、かっての「原発誘致反対運動」の歴史を話をされました。幾つかの自治体に誘致の攻勢がかかる中で、5か所の地域と連携した運動を展開し、関電が断念するまで追い込んだのです。
 関電は、「電力供給安全」を狙い、太平洋側にも造る狙いでした。
 福島原発事故が起きた今日、地域住民の闘いが、ますます光って見えました。
太地町を平和行進する「わかやま市民生協」の西田好一さん(右)
 「わかやま市民生協は」、和歌山県下の平和行進を通して歩きます。市・群単位の日程で通し行進者が交替し、タスキを継ぎます。
 東牟婁地区は、西田好一さんです(写真)。
 また、「東京→広島コース」にも、交替で通し行進者を出しています。このような長年の運動が、和歌山が原発「ゼロ」の県にしている一つと感じました。
国連に要請する “核兵器の全面禁止条約締結を” に署名にする人=太地町
   行進では、集会参加者に署名をお願いしています。腰を下ろし、じっくり書いている方がおられ、印象に残りました。
 今日の参加者は50人で、役場の方が20人以上おられました。
 行進は、役場を発着点に商店街などを1.6q歩きました。沿道募金は、2,000円いただきました。