竹田昭彦日誌(#28)6月02日(木)
〈 52回目の行進 長万部町 〉
 今日は、豊浦町の役場訪問と長万部の行進です。
 豊浦町の役場訪問では、副町長さんとお会いしました。原発事故問題が話題になり、豊浦町役場は泊原発から50qだと言われました。町内の近いところは、30数qだそうです。福島と同じような事故が起きれば心配です。  
「函館ー札幌ー広島」と書いた横断幕を掲げ、長万部町を平和行進
 北海道の平和行進は、1960年(昭35年)に「根室→札幌→函館東京」ではじまりました。今年で、52回目です。
 今日の長万部行進には、「函館ー札幌ー広島」書いた、昔の横断幕が登場しました。何回目かのとき、置き忘れたそうです。地元の方には、歴史的な愛着があるようです。
 行進は、小雨の降り出した夕方6時、町の中心部に入る国道37号線の大橋からスタートし、長万部駅前を通り、町立長万部病院まで歩きました。
 長万部町は、国鉄時代の鉄道の要所でした。機関区、保線区、車掌区などが置かれ、国鉄関係者が多く住む「国鉄の町」と呼ばれていました。今日の参加者に、国鉄OBの方が多かったです。
行進後の記念撮影、総指揮者のタスキをした佐藤弘さん、(右へ)筆者、三浦祐真さん
 行進の指揮をした長万部原水協事務局長の佐藤弘さん(89歳)は、国労のOBで、北海道平和行進の第1回目から関わってきました。町議会議員を4期勤めたこともあります。写真を一緒に撮った三浦祐真さんは、長万部原水協の理事長で、お寺の副住職をしております。若い方で、エネルギーが溢れてみえました。
 今日の自治体訪問では、署名、ペナント、募金を頂きました。行進は13人で1.5q歩きました。
 注 その後の調べで、北海道の最初の平和行進は1960年5月1日に根室からはじまりましたから、2011年の長万部の行進は52回目です(2019/11/6調べ)。掲載当初50回目と記したのを52回目に訂正します。