竹田昭彦日誌(#47)6月24日(木)
〈 “原爆模擬爆弾” 投下跡を見学 阿賀町
 今日は、阿賀町の役場訪問と街頭宣伝行動、五泉市の市役所訪問と行進、新潟市地区への引き継ぎ式です。
 街頭宣伝行動は、合併前の旧役場前などに宣伝カーを止め、3ヶ所で行いました。私は、平和行進参加の動機や署名を国連へ届けた成果などを話しました。聞いている人もあり、「平和行進うちわ」を渡しますと、「あなたの言う通り」と激励をいただきました。
 阿賀町役場訪問のとき、地元の人から「原爆模擬爆弾」が投下され、爆発した跡があることを聞きました。街宣行動の移動中に見学しました。
「原爆模擬爆弾」が投下され爆発した跡=阿賀町鹿瀬
 「原爆模擬爆弾」跡は、役場から阿賀野川流域を上流へ向かった場所で、昭和電工の鹿瀬工場(当時、化学肥料を製産)に近い杉林でした。大きな穴が開いていたが、今は木や雑草で覆われ、案内がないと分からなくなっていました。地元の人は、保存したいと話していました。
 アメリカは、広島、長崎へ原爆を落とす前に、原爆投下後の爆撃機(B29)の退避訓練を必要としました。下手をすれば、パイロットが被爆するからです。
 「原爆模擬爆弾」はパンプキン(かぼちゃ)と呼ばれ、原爆と同じ大きさと重量で、日本全体で49ヶ所に落とされたそうです。
五泉市地区から新潟市新津地区へ引き継がれた「リレー横断幕」と新津の参加者=JR新津駅前
 新潟市のJR新津駅前では、五泉市地区から新潟市新津地区への「引き継ぎ式」が開かれ、「リレー横断幕」や団体リレー旗が新潟市地区へ渡りました(参加者総勢30人)。
 今日の行進では、参加者約20人1.5km歩きました。役場訪問では、ペナントや賛同募金をいただきました