2009年 原水爆禁止国民平和大行進
平和行進日誌
竹田昭彦日誌(#35)8月07日(金)
〈 世界大会・長崎 開会総会 」
 今日は、2009年原水爆禁止世界大会・長崎の開会総会です。
世界大会会場の長崎市民会館玄関風景
 世界大会の会場入り口は、各地からの参加者で、大にぎわいでした。
開会総会壇上の通し行進者(右から)松浦宣孝さん、筆者、森悦子さん
 開会総会オープニングは、平和行進の通し行進者がリレー横断幕を持って、会場の後方から、座席中央の縦通路を通って登壇する演出でした。
 47都道府県を、1歩、1歩、歩いてきた平和行進が、世界大会へつながった表現です。私は、平和行進の歴史をかみしめながら、興奮気味に手を振って壇上へ進みました。
開会総会の壇上で紹介された海外代表
 行進団に続き、海外代表団も登壇し、紹介されました。各人が紹介されますと、誇らしげに手をあげたり、お辞儀をされたり、連帯感に満ちていました。
 国連代表で発言したセルジオさんは、各国から参加した若い人たちに、核兵器廃絶運動で力を出すよう呼びかけました。
 とても、印象に残りました。
   
   署名活動の取り組みを報告する徳島県代表の神野美昭さん  
    国内の活動報告では、徳島県の署名活動に注目しました。
 県人口80万人の10%(8万人)の署名を目標にしており、8月4日現在、1万7千人分を集計しています。
 この中で、勝浦町は目標を突破し、18%を超えました。50%をめざすそうです。
 署名活動の原動力は、県下のあらゆる団体、1000団体を訪問し、署名の取り組みの要請をしていることです(8月4日、訪問目標を1500団体に引き上げた)。
 団体訪問・要請のヒントになったのは、昨年の平和行進です。出発式を鳴門市の四国霊場八十八ヶ所第1番霊山寺境内で行い、その後、行進とあわせて八十八ヶ寺を訪問し、住職さんから署名をいただく、四国らしい発想でした。
 分け隔てなく、あらゆる団体を訪問・要請する発想と、実行力がカギです。