竹田昭彦日誌(#68)7月20日(日)
暑い・暑い! 冷えたスイカの接待
出発前のひととき、ブランコで遊ぶ3兄弟=岡山市・大供公園
 今日は、岡山市役所前から早島町役場までの行進です。
 就学の子どもたちが夏休みに入り、平和行進への参加が多くなりました。出発場所の岡山市役所前の大供公園では、待ち時間をブランコで楽しむ3兄弟がおりました。1年生、2年生、6年生です。その3兄弟が、横断幕を午前中(9q)待ち続けました。1年生の子は、疲れてくると横断幕を持つ手が下がり、幕の裾が地を這い、それを足で踏み、転倒するトラブルもありました。暑い中、3兄弟は頑張りました。拍手!
午後の休憩でスイカをいただく=岡山市・箕島神社境内
 今日は、暑かったです。西日本の最高気温の予報は38度で、岡山市の実際の最高気温は36.5度でした。私は、行進中に時どき「アッチィー! アッチィー!」と、独り言を発していました。隣で横断幕を持っていたご婦人は、何を言っているのか分からなかったそうです。そのうち、納得されました。急に暑くなると、体温調整が追いつきません。頭に水をかけたり、帽子の中に氷を入れたり、熱射病の予防をしました。
 午後の休憩タイムに出た、冷えたスイカは、たいへん美味しかったです。接待をしてくださった、地元の農民連(農民運動全国連合会)のみなさん、ありがとうございます。
 終点の早島町役場では、用意された冷水お茶が間に合わず、役場内の自販機から補給するほどでした。早島町のみなさん、ありがとうございます。
通し行進者が総指揮者を頼まれる(左から)志谷さん、米山さん、筆者)=岡山市・COOP大福店前
 午後の行進の「総指揮者」タスキを掛ける人が不在とのことで、そのタスキが、通し行進者へまわってきました。
 荷が重いので、一計を案じました。
 「東京→広島コース」の通し行進者の米山幸子さんにタスキを掛けてもらい、同じく通し行進者の志谷泰雄さんと私が「東京→広島コース」の横断幕を持ち、ペース調整等の連携をしました。色いろあるものです。
 昨日の行進で通った、岡山市アーケード商店街の「平和七夕まつり」(7/23〜29)は、今年が10周年でした。1999年に一つの商店街からはじまった「まつり」は、年々参加商店街が増え、折り鶴の吹き流し作製参加学校が増え、 「まつり」を取り組んできた「平和の波おかやま実行委員会」の構成団体も増えました。
 岡山市は、1945年(昭20年)6月29日の米空軍の大空襲で、市街地が一面焼け野原となり、1,700人以上が死亡、6,000人以上が重軽傷を負いました。岡山市民の戦争体験と、戦争をしない平和を継承する決意が、「平和七夕まつり」の広がりだと思います。
 今日の行進参加者は、区間により70〜90人で15q歩きました。