竹田昭彦日誌(#47)6月26日(木)
マラソン仲間が夫婦で参加
上島町弓削島を平和行進(背景は弓削島と佐島を結ぶ弓削大橋)
 今日は、上島町役場と西条市役所訪問、上島町と西条市の行進です。
 朝、昨日黙とう捧げた「原爆死没者慰霊碑」の写真を撮りに行きました。昨日訪れたときは夕暮れで、上手く写らなかったからです。愛媛県下に慰霊碑があるのは、ここ今治市と松山市の二か所です。今治市の人たちは、慰霊碑を市民の運動で建立したことを、たいへん誇りに思っていました。改めて場所を見直しますと、市民の目につく1等地です。愛媛県の被爆者数は、今年の4月現在で、1,231人です。今治市は166人で、松山市の619人に次いでいます。
 上島町は、瀬戸内海の弓削町(弓削島)、生名村(生名島)、魚島村(佐島)、岩城島村(岩城島)の1町3村の4島が合併し、2004年10月に生まれた新町です。今治港から船に乗って、1時間かかって行きました。役場は、旧弓削町役場です。
 4島は、しまなみ街道から外れており、海の交通は船が頼りです。広島(尾道市)との県境で、生活圏は広島県です。役場の壁面には、4島に橋を架けるスローガンが、ありました。
 役場への要請では、県下で、「非核平和宣言」をしていない唯一の町なので、是非宣言して欲しいと、強く要望しました。合併前の1町3村のときは、それぞれ宣言していましたから、よいはずです。今年の原水爆禁止世界大会には、国連の軍縮担当の代表者が初めて参加することも話し、世界の核兵器廃絶に向けた気運が、高まっていると伝えました。
 行進は、役場隣の食堂が休みだったこともあり、港と役場を2往復しました。2往復行進してよかったです。1回目のときは、沿道にある保育園の園児と先生が、何の行進か分からずに手を振っていたそうです。2回目のときには、先生が飛んで来て、平和行進だと分かったのです。今度は納得して、大きく手を振ってもらいました。
西条市の平和行進出発集会に並んだ市職労の人たち
 西条市の行進には、市役所の職員が多数参加しました。市庁舎玄関前で夕方開いた出発集会には、若い人が並び勇壮でした。
西条市で横断幕を持って平和行進する新居浜市の明星夫妻(右側)
 今日の行進には、私が所属するマラソンクラブのメンバーが、朝から参加されました。新居浜市の明星夫妻です。私のブログを見て、楽しみにしていたようです。今治港でお会いし、上島町、西条市と一緒に行動しました。西条市の行進では、先頭で横断幕を待たれるなど、がんばっていただきました。明星夫妻は、私が昨年行進した倉敷市の時も一緒に歩きました。うれしい限りです。
 今日の行進は、上島町を15人の参加で2.5qを、西条市は約60人の参加で1.5qを歩きました。上島町長さんからはペナントを、西条市長さんからは募金とペナントを、同議長さんからは募金をいただきました。