竹田昭彦日誌(#86)7月30日(月)


〈よかった行進後の室内集会〉

うちわ太鼓を鳴らして行進する宗教者の団体=竹原市
 今日の行進は、竹原市、東広島市の安芸津町と安浦町、呉市の川尻町です。
 広島県は、ここ数年の合併で98あった市町村が23に減りました。竹原市のあとに行進する安芸津町、安浦町、川尻町は、合併する前の自治体の町名です。
 行進は、竹原市役所の周辺を1周したあと、マイクロバスなどの車で移動しながら、安芸津町、安浦町、川尻町の旧役場(現支所)周辺を数qずつ歩く方法でした。初めて行進する私には、地形や、つながりが分かりにくかったです。
 8月6日の原爆投下日が近づくと、いろいろな団体が広島へ向かって行進しています。
 昼休みをした東広島市の安芸津支所(旧安芸津町役場)では、宗教者の団体と、労働組合系の団体と会いました。うちわ太鼓を鳴らす宗教者の方とは、何回か一緒に行進をしましたので、なつかしく思いました。それぞれの人が、核兵器廃絶と戦争のない平和を願い行進しています。
 行進終了間際の川尻町では、突然の大雨にあいました。あと、数百mで終点の川尻支所なので、皆がずぶ濡れになって頑張りました。梅雨が過ぎたのに、雷もなく、突然の大雨があるのですね。海岸線の背後に野呂山などがある地形のせいでしょうか。
総括集会で発言する青年
=呉市川尻町ペイノロホール
 支所では、会議室が用意されてあり、今日の行進の総括集会が開かれました。集会では、参加者からいろいろな発言を聞くことができました。そして、行進の参加者を増やし、来年も頑張ろうとなりました。外で開く終了集会と違い、各参加者の意見を聞くのもよいと思いました。意見が、次の行進の改善に役立つと思うからです。大勢では無理でしょうが、4、50人以内なら、可能だと思います。
 ここの会議室では、職員の方が冷水の他に、急きょ熱いお茶の接待もされました。雨で濡れ、寒くなったのを気づかってのことです。ありがたいことです。
 気がついたことに、合併で旧の町役場が、支所などにかわったところでは、職員数や事務量が減り、空き室や、空きスペースが多くなっています。平和行進では、そういう場所を提供していただき、休憩や昼食の場所、交流や意見を出しやすい場所にするのも、今後の平和行進発展によいと思いました。
 今日の行進参加者は、各区間が30人前後で、延べ45人でした。歩いた距離は11qです。
 竹原市役所訪問では、市長さんからメッセージ(代読)、議長さんから歓迎と激励の挨拶をいただきました。
 東広島市の安芸津支所訪問では、支所長さんから歓迎と激励の挨拶をいただきました。
 今日の沿道募金は、31,125円いただきました。