竹田昭彦日誌(#45)6月19日(火)


〈平和都市宣言を朗読・高島市〉

高島市を平和行進
 今日の行進は、高島市です。
 高島市には、陸上自衛隊の今津駐屯地があります。行進出発前に地元の人の案内で視察しました。ここの基地は、金網の外からだけではなく、訓練場地を直接見られます。地元の人は、トラックの標識を見て、愛知の豊川だとか、京都の宇治だとか言っていました。分からないと、隊員に話しかけ、聞いていました。
 正門前で写真を撮っていると、若い隊員が出てきて、「何をしているのか」と言います。「写真を撮っている」と話すと、戻って行き、別の隊員が出てきました。地元の人が名を名のると、「分かっています」と言い、戻っていきました。地元の人(あいば野平和運動連絡会)は、4日前(6/15)に、自衛隊情報保全隊の市民監視活動を止めるよう、この基地へ抗議に行った人でした。覚えていたようです。
平和都市宣言を朗読
=高島市役所玄関
 行進の終了場所は、高島市役所でした。昼の休憩時間に合わせてあり、大勢の職員も参加され、歓迎集会が開かれました。集会の次第は、1平和都市宣言の朗読、2市長の歓迎挨拶、3通し行進者(竹田)のお礼の挨拶、4歌「青い空は」の全員合唱です。
 私は、簡潔で意味のある歓迎集会だったと思いました。とくに、平和都市宣言の朗読が良かったと思います。高島市の平和宣言は、市民に親しみやすく作られています。市長さんの挨拶では、中学生の意見も聞いたところ、市の原案がひっくり返り、練り直し制定(2006年3月)した、と話されました。詩的で文化の香りがします(平和行進へのメッセージ欄参照)。
 この平和宣言を、市と市民の集いの場で朗読・確認するのは、素晴らしいことだと思いました。
 高島市役所での歓迎集会の参加者は、行進団約30人、市職員約40人です。なお、歓迎挨拶を予定された市議会議長は、委員会中と重なり欠席されました。
 今日の行進参加者は、区間により20〜30人でした。歩いた距離は6qです。