竹田昭彦日誌(#24)5月29日(火)


〈全区役所を訪問・新生 浜松市〉

4月1日に誕生した南区を行進
 今日の行進は、浜松市の南区役所、中区役所、浜松市役所本庁です。
 浜松市は、周辺自治体との合併で、この4月1日から政令指定都市(人口82万人)になりました。行政区は7つあります。今年の浜松市の平和行進は、7区すべての区長訪問と行進をします。その内、今日の午前は4コースに別れ、4区を訪問しました。私は南部コースに参加し、午前中に南区役所、中区役所を訪問しました。
 昼には、他のコースも順次、浜松市役所本庁舎(中区役所と同じ場所)へ集結しました。総勢100人を越えた規模です。出迎えられた幹部職員の皆さんの、拍手と笑顔が印象に残ります。
 私の歩いた南部コースは、今回新設したコースです。参加した16人は、皆が自己の思いを紹介し、和気あいあいとスタートしました。私も、新生浜松市行進の第1歩へ参加でき、とても嬉しく思いました。
航空自衛隊浜松基地に着陸するAWACS=29日17時14分
 午後は、コースが1本になりました。終了後、航空自衛隊浜松基地を見学しました。この基地には、管制機能を備えた情報収集機「エーワックス」(AWACS)が、4機(1機570億円)配備されています。AWACSは、「動く司令塔」と呼ばれ、空中で攻撃を指揮できます。専守防衛(監視機能)を超えた能力です。機体の上部に突きだした、円形のレーダーが特徴です(写真)。上空1万mから、半径500qまで監視可能です。
 AWACSが開発されたとき、米国民から「地上が全滅されても戦争を止めないのか」と、非難されたといわれます。地上の管制塔が破壊されても、空中から管制・指揮ができるからです。戦争は、際限のない人間悪魔の仕業です。金儲けのためなら、何でもやる、資本の歯止めのきかない論理です。日本で唯一配備された浜名湖基地のAWACSが、どこを飛びまわり、何を収集しているかは軍事機密です。
 見学中、AWACSが着陸する瞬間を写真に撮りました。ご一緒した静岡市の人の話では、案内してもらった地元の米野直彦さんと見学すると、シャッターチャンスが多いですよ、と言われました。
 今日の私のコース参加者は、区間により16〜65人でした。歩いた距離は15.5qです。沿道募金は、全コースの総計で64,459円でした。訪問した浜松市南区長さん、中区長さんからはペナントを、浜松市長さんからはメッセージ(社会福祉部長代読)とペナントをいただきました。
 また、市職労さんからもメッセージをいただきました。